文学フリマに初めて出店する時に迷うのが、持っていく部数。

多すぎると持ち帰りが大変ですが、少なすぎると途中で売り切れて一部のお客さんが買えなくなってしまいます…。
私は何回もイベントに出店していますが、毎回何冊持っていくか悩んでいます。
この記事では文学フリマに持っていく作品の部数と、作品以外に用意しておくといいものを解説します。
文学フリマに出店した経験を踏まえて書いていますので、参考にしてください!
文学フリマに初めて出店するなら、20~30冊くらいがおすすめ


文学フリマに初めて出店するなら、作品は20~30冊くらい持っていくのがおすすめです。
もちろんジャンルやもともとの知名度、ブースの場所によって売れる部数は異なりますが、20~30冊を目安としている理由は次の3つです。
- 制作コストが高すぎないから
- 部数が少なすぎると割高になるから
- 在庫になってもそれほど場所を取らないから
それぞれ解説します。
制作コストが高すぎないから
部数が多すぎると、制作コストもかさみます。20~30部であれば、コストはそこまで高くありません。
私が初めて文学フリマに出店したときは、35部印刷しました。実際にA6サイズ、112ページのZINEを35冊印刷したところ、印刷代は1万円を切るくらい。出店料や什器込みでも2万円くらいなので、そこまで高額ではありません。
もし印刷会社を使わず自分で製本する場合でも、部数が多いと手間がかかります。30部程度であれば、無理なく製本できるでしょう。
また、もし初めて作品を作る際は印刷してから直したいポイントが出てくるはず。完成してから誤字脱字に気付くこともよくあります。



私はノンブルをかなり大きく印刷してしまいました…。
思い切ってたくさん印刷するより、まずは20~30部くらいに留めておいて、在庫がなくなったら増刷すると安心です。


部数が少なすぎると割高になるから
「あんまり売れないかも」と思い、10部くらいにする方もいるかもしれません。コストは減らせるのですが、印刷会社に頼む場合は少部数にするとかえって割高になってしまうことも。
印刷会社に作ってもらう場合、一度に印刷する部数は多い方が1冊あたりのコストは少なくなります。送料もかかってしまうので、ある程度の部数はまとめて注文しておくのがおすすめ。ちょこちょこ増刷すると在庫は抱えなくて済むのですが、その都度割高になってしまいます。
友人と文学フリマに出店した際、友人が持ってきたZINEはたったの5部。



あっという間に売れてしまい、「もっと印刷しておけば良かった!」と言っていました。
在庫になってもそれほど場所を取らないから
部数を考える際、当日だけでなく文学フリマ前後のことも考えておく必要があります。
例えば在庫を置くスペース。本は腐らないものの、かさばるためある程度の置き場所が必要です。
20~30部であればそれほど場所を取らず、もし売れずに持ち帰っても在庫が部屋を圧迫することはありません。
作品以外に準備するもの、あると便利なもの


作品はもちろん持っていくとして、当日準備しておくといいもの・あると便利なものをまとめます。
- ブックスタンド
- ネームスタンド・値札
- コインケース・コイントレー
- テーブルに敷くクロス
- 組み立て式本棚
- ポスタースタンド
- PayPayアカウント
ブックスタンド


ブースに本を平置きすると、お客さんからは表紙が見えにくいのでなかなか目を留めてもらえません。ブックスタンドを使って作品を立てかけると、お客さんにアピールできます。
100均やロフトで購入できます!
ネームスタンド・値札


値段を知らせるためのアイテム。作品の数だけ用意しておきましょう。
こちらも100均でOK!
コインケース・コイントレー
コインケースは釣銭をしまうため、コイントレーはお金をやりとりするために必要です。
こちらも100均でOKです。
テーブルに敷くクロス
テーブルに直接作品を置くより、クロスを1枚敷いておくと見栄えもいいのでおすすめ。
会場、ブースによって若干サイズが異なる場合があります。



テーブルのサイズを調べてからクロスを準備しましょう!
組み立て式本棚


作品数が増えてきたら、組み立て式本棚がおすすめ。
高さが出せるので、歩いている人の目線からも作品を見つけやすくなります。



作品を買ってもらうには、このように小さな積み重ねが大事!
実際、私も導入後に売上が上がりました。
写真で使っているのはこちら。折りたためるので、持ち運びにも便利です。
組み立てには少しコツがいるので、初めて使う時は家でリハーサルしておくとスムーズです。
ポスタースタンド
組み立て式本棚と同じく、お客さんの目線の高さに合わせてアピールするために使います。
作品の表紙やキャッチコピー、ブース名やブース番号を書いておくとわかりやすいです。
上の写真で使っているのはこちら。
PayPayアカウント
ほとんどのブースでは導入していませんが、決済でPayPayが使えると便利。
特に文学フリマはブースが多く、後半は現金が足りなくなる人も。私の今までのイベントで、「現金が足りなくて買えない」という方に何度か会いました。
PayPayでは、営利目的の個人間送金は禁止されています。イベントで決済にPayPayを導入するには、PayPay for businessのアカウントが必要です。



手間はかかりますが、開設自体は無料です。
紹介コード「A1602357」を入力して申し込み、1度に500円以上の決済をすると1,000円もらえます!
\ 登録は無料 /


文学フリマは売れない?買ってもらうためには宣伝も大切
「文学フリマでは作品が売れない」という話を聞いた人もいるかもしれません。
確かに文学フリマの規模は年々大きくなっており、特に文学フリマ東京は東京ビッグサイト開催。当日通りかかったお客さんに買ってもらうのは難しくなっています。



買ってもらうには、WebカタログやSNSなど事前の宣伝が大切です!
どれほどいい作品でも、知ってもらわないとなかなか買ってもらえません。
買ってもらうためのコツをこちらの記事で紹介しています。


文学フリマで売れ残った作品はどうする?
この日のために、がんばって完成させた作品。せっかくなので文学フリマ後も販売しましょう。
文学フリマ後に売る方法として、次の3つがあります。
- 通販で販売する
- 他のイベントで販売する
- 書店に置いてもらう
通販で販売する
文学フリマの日にちょうど予定がある人、遠方に住んでいる人はあなたの作品を買えません。
しかし通販で作品を販売すれば、欲しい人が作品をいつでもどこでも購入できます。



BOOTHの匿名配送「あんしんBOOTHパック」を使えば、お互いに住所や氏名を公開せずに作品を送れます!


他のイベントで販売する
作品を出せるイベントは文学フリマだけではありません。
ZINEフェスやコミティア、アート系ならデザフェスに出す人もいます。文学フリマだけで終わらせず、他のイベントでも自分の作品を知ってもらいましょう。
イベント日程や場所については、こちらの記事でまとめています。


書店に置いてもらう
他の方法より難易度は上がりますが、作品を書店などのお店に置いてもらう方法もあります。
置いてもらえるかは、お店との相性や作品のクオリティ次第。もし置いてくれそうなお店があれば、挑戦してみましょう。
作品を置いてもらう上で気を付けたいポイントや、営業のコツを次の記事にまとめています。


文学フリマに初めて出店するなら、準備は念入りにしていこう


今回は文学フリマに持っていく作品の部数について、実体験をもとに紹介しました。
20~30冊あたりなら、持ち運びもコストも手頃です。無理のない範囲で制作しましょう。
文学フリマは作品をただ出すだけでなく、事前の宣伝やブースの装飾が大事。



しっかり準備をして、当日は一人でも多くの人の手に取ってもらいましょう!
もし在庫が残ってしまっても、通販や他のイベントで売ればOK。
このブログでは他にも文学フリマ向けの記事を出していますので、よかったら他の記事も参考にしてください!













