読んだ本の記録や、本好き同士の交流におすすめのアプリ「Reads」。
ついに先月Android版が出たので、さっそく使ってみました!
始まったばかりのサービスなので、まだまだ機能やユーザーは少なめ。
しかしシンプルだからこそ、SNSに疲れてしまった人にはちょうどいいです。
この記事ではReadsの使い方や、実際に使ってみた感想を紹介します。
無料で使えるので、興味があったら試しに使ってみましょう。

私も「やーはち」の名前で登録しています。
アカウントを作ったら、ぜひフォローしてください!
「Reads」とは?読書のためのSNS
「Reads」とは、読書のSNS&記録アプリです。
2025年3月5日にfuzkue(フヅクエ)がリリースしました。
最初はiOS版のみでしたが、2025年8月にAndroid版も登場。
fuzkueは初台・下北沢・西荻窪にある、読書に特化したお店。
静かな空間で、軽食やコーヒーと一緒に読書を楽しめます。





私も下北沢店に何度かお邪魔しています!


Readsの使い方
Readsの基本的な使い方を、スクショ付きで解説します。
使い方は至ってシンプル。アカウントを登録して、読んだ本や買った本を投稿するだけ。
今後増えるかもしれませんが、2025年9月現在の機能として紹介します!
アプリインストール&アカウント登録
まずはアプリをインストールします。
Android版
iOS版と比較して、一部の機能がまだ導入されていません。
▼Android版のみ未導入の機能がいくつかあります。
1.プッシュ通知
2.本のバーコードスキャン
3.地図のページ


iOS版


Googleアカウント、またはメールアドレスを使ってアカウント登録します。


これで準備はOK。
本を記録
Readsの投稿は、本に関するものだけ。実際に投稿をしてみます。
タイトル・著者名・ISBNから本を検索できます。


投稿には写真・タグ・場所・日付を追記できます。



読んだ本だけでなく、気になっている本や買った本まで投稿できるのが特徴です!


極端な話、積読でも投稿OK。投稿のハードルが低いため、あまり読む時間がなくても続けやすいです。
ユーザーをフォロー
タイムラインには、他のユーザーが手に取った本が並びます。


知り合いがReadsを使っていたら、「ユーザーを見つける」から探してフォローしてみましょう!
ID・ユーザー名から検索できます。
登録がない本はリクエストできる
2025年9月に発売された「地球の歩き方 ハプスブルク帝国」を投稿しようとしたのですが、アプリ内に登録がありませんでした。
アプリに登録されていない本については、Googleフォームからリクエストを送れます。





新刊書籍だけでなく、ZINEも登録OKのようです!
ZINEはまだほとんど登録されていないようですが、もしかしたら今後は増えてくるかも。
Readsを実際に使ってみた感想
Readsを使ってみた感想を、プラス・マイナス面の両方について書いてみます。
他のSNSよりシンプルで疲れにくい
Readsは機能、タイムラインともにシンプルなので、他のSNSより使っていて疲れにくいです。
「いいね」やフォロー/フォロワー数が表示されず、タイムラインは本に関する投稿のみ。
開発者の方は、安心して過ごせるSNSを目指してReadsを開発しています。
次から次へと流れてくる、大きな声や刺激の強いコンテンツ。
気になってしまういいね数やフォロワー数。
下手なこと言ったら炎上しそうで怖い・・・
SNSはもともと、余暇の時間をゆるっと楽しむための場所だったはずですが、現在のSNSに対して様々な脅威や不安を感じている人は少なくないと思います。
Readsは、本の話だけのSNSとして、本が好きな人が心穏やかに過ごせる広場のような場所を目指しています。



私はXをよく使っていますが、
「いいね」やフォロワーの数が気になったり、
見ていて疲れるコンテンツがタイムラインに溢れたりと、
使っていて疲れることが増えました…。
Readsはfuzkueや図書館のような、静かで穏やかな雰囲気のSNSです。
読書のモチベーションが上がる
タイムラインは全て、本に関する話題ばかり。他のユーザーが読んだ本や、最近話題の本をチェックできます。本好きの息遣いを近くに感じ、「自分も本を読もう」という気持ちになります。
「本が読みたくてもまとまった時間が取れない…」「本を読む気力がない」という場合でも、とりあえずReadsを開いてみると本の世界に触れる機会がつくれます。



タイムラインをながめて、「ちょっと読んでみようかな」と思えばしめたもの!
他のSNSは本以外の情報にあふれており、つい他のトピックに脱線しがちです。ReadsはSNSといっても、本に関するトピックしか流れてきません。読書のハードルを下げて「ちょっと読んでみようかな」という気分をつくれるのも、Readsの魅力です。


始まったばかりなので本やユーザーがまだ少ない
2025年3月に出たばかりなので、登録されている本もユーザーもまだ多くはありません。本の登録数は公開されていませんが、Androidのダウンロード数は1,000くらい。
ZINEも登録リクエストはできるものの、現在は登録なし。



そのうち、本もユーザーも増えてくるかな…と思っています!
不便なところもあるとはいえ、使っていてとても困る場面はありませんでした。アプリのレビューも平均4.5/5と、満足度が高めです。
本もユーザーも、増えるのを気長に待つつもりです。
Readsは本好きにおすすめのアプリ
今回はReadsについて紹介しました。
Readsは読書記録や、他の人が読んでいる本のチェックができるアプリです。
シンプルだからこそ、ネガティブな情報に振り回されず穏やかな気持ちで楽しめます。



SNSに疲れたけど、本に関する情報は見たい…という方には、
ぜひおすすめしたいアプリです!
私はZINE専門店「たいやき書房」を運営しています。でこぼこ書店内のシェア本棚と通販のハイブリッドで運営中。
エッセイや日記を取り扱っており、読書好きな方におすすめのZINEがそろっています。
Readsと一緒に、こちらもぜひのぞいてみてください!












