文学フリマの出店料は?出店にかかった費用について紹介【体験談】

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文学フリマには出店料がかかり、値段は地域やイスの数によって異なります。

今回は文学フリマの出店料と出店する上で注意したいこと、出店料以外にかかる費用について紹介します。

私は文学フリマを含むイベントに今まで5回以上参加しています。実際の体験を踏まえて解説するので、きっと参考になるはずです。

目次

文学フリマ東京の出店料は1ブース6,500円

文学フリマ東京の場合、出店料は1ブース(長机半分)6,500円です。

イスの追加やブースサイズによって料金は変わります。

ブース数ブースサイズ入場証枚数出店料出店料(イス1脚追加)出店料(イス2脚追加)
1長机半分26,500円(イス1脚)7,300円
2長机413,000円(イス2脚)13,800円14,600円

ブースサイズ半分の大きさは、長机半分(幅90cm×奥行45cm(一部の机は60cm)×高さ70cm)。写真でみるとこんな感じです。

一度にブースへ入れる人数は、イスの数が上限になります。例えばブースが1つ、イスが1脚だった場合、ブースに入れるのは1人だけ。

文学フリマの出店料は地域ごとに異なる

文学フリマの出店料は、地域ごとに異なります。5,000~6,000円代のところが多いです。

地域ごとの出店料をまとめました。いずれの会場も、イスの追加は1つあたり+800円です。

地域ブース数1ブースあたりの出展料
札幌15,200円
210,400円
岩手14,700円
東京17,300円
213,800円
大阪15,800円
211,600円
京都15,600円
211,200円
広島14,700円
29,400円
香川15,000円
福岡15,800円
211,600円

ちなみに2024年の開催スケジュールはこちら。

日時イベント名出展受付
1/14文学フリマ京都8開催終了
2/25文学フリマ広島6開催終了
5/19文学フリマ東京38開催終了
6/16文学フリマ岩手9受付終了
7/28文学フリマ香川1受付終了
9/8文学フリマ大阪12受付中~6/25
9/22文学フリマ札幌9受付中~6/25
10/27文学フリマ福岡10受付中~7/9
12/1文学フリマ東京394/27~未定
2024年の文学フリマ開催日程

文学フリマの出店について、失敗しがちなこと

文学フリマに出店する際、注意したい点についてまとめました。

実際に私が失敗したことも踏まえて書いています。

入金後~当日はイスの追加ができない

出店料を入金してからは、イスの追加ができません。もちろん当日スタッフに頼んでもイスの追加はできないので、必要であれば申し込み時点で追加しておきましょう。

私は後で追加しようと思って、できないことに気付きました…。

入金期限を確認しておく

出店申し込みをしてから、期限までに入金を行う必要があります。

私はフォロワーさんのツイートを見るまで入金期限を忘れており、危うく参加できなくなるところでした!

入金期限は2~3ヵ月前くらい。例えば文学フリマ東京39は12/1開催で、入金期限が8/27でした。

ブースの数やイスが既に確定しているようであれば、忘れないうちに入金してしまいましょう。

一部の文学フリマは出店に抽選がある

大阪、東京など一部の会場では、出店にあたり抽選があります。申し込んでも必ず出店できるわけではないので、注意が必要です。

早く申し込むと抽選なしで出店できるので、出店すると決めたらなるべく早いうちに申し込みましょう。

文学フリマ東京38では、先着1,200ブースは抽選なしで出店できました。文学フリマ東京39も先着1,500名は抽選なしで出店できましたが、優先枠はすでに埋まっているようです。

出店料以外にかかる費用は?

文学フリマに参加するとしたら、出店料の他にも費用がかかります。

出店以外にかかる費用は、次の4つです。

  • 印刷費
  • InDesign代
  • 外注費
  • 交通費・宿泊費
  • ブースの装飾

印刷代

ZINEを作るにあたり、印刷会社に依頼して製本してもらうのがおすすめです。自分で製本すれば安く済みますが、製本まで自分で行う必要があります。入稿すれば製本まで任せられる上、仕上がりもキレイです。

費用はページ数やカラー/モノクロ、紙によって異なります。私が最初に印刷したZINEは、100ページ超×35部で10,000円くらい。

ZINE本体の費用はこちらに詳しくまとめています。

InDesign代

入稿データを作るために、私はAdobeのInDesignを使っていました。

InDesignは単月プランで月々3,280円、年間プランで月々2,728円。今後も作品を出し続けたい人は年間プランがおすすめです。

他にもイラストや写真をZINEに載せるであれば、PhotoshopやIllustratorを使う人もいるでしょう。

外注費

表紙のイラストや校正、InDesignによる入稿データの作成など、ZINEの制作を一部お願いする場合は外注費がかかります。

私は表紙のイラストをココナラで依頼しています。キレイな表紙を作成してもらえるので、毎回本当に助かっています!

お金はかかりますが、ZINEのクオリティを上げるためには必要経費ととらえて良いでしょう。

交通費・宿泊費

文学フリマ会場までの交通費、宿泊する場合はホテル代がかかります。

遠方から来る人は、新幹線を使ったり会場の近くでホテルをとったりしているようです。文学フリマに参加する際はアクセスも確認した上で、会場に向かうためのコストも計算に入れておきましょう。

ホテルや新幹線は早割プランが使える場合もあるので、文学フリマへ参加を決めた時点で予約しておくと安くなるかもしれません!

ブースの装飾

ZINEさえ持っていけば出店はできますが、お客さんに買ってもらうためにはブースを装飾してZINEを目立たせる必要があります。

文学フリマ当日までにブックスタンドや布、ポスタースタンドなどブースの装飾に使う道具も買っておきましょう。

私のブースはこんな感じです。

  • テーブルに敷く布
  • コイントレー
  • ポスタースタンド
  • コインケース
  • ブックスタンド
  • カードスタンド
  • 値札

百均やAmazonで一通りそろいます。ポスタースタンド、布はAmazonで購入し、他はダイソーで買いました。

まとめ

今回は文学フリマの出店料とそれ以外にかかる費用、出店時の注意点について解説しました!

創作活動にあたりお金は大事。出展料は5,000~6,000円代の場所が多く、出店料の他にZINEの制作やブースの装飾にも費用がかかります。

創作活動を続けられるよう、お金は多めに備えておきましょう!

「売れるかどうか不安…」という方は、合わせてこちらもご覧ください!

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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