昨年、じぶんジカンの”やりたいことを見つけるための『自己分析ノート』”(以下『自己分析ノート』を購入しました。1ヵ月ほどで書き終えたので、感想をレビューします。
※『自己分析ノート』は写真左
実を言うと、私がフリーランスになったきっかけがこの自己分析ノートを書いたことでした。
私は普段、自分の生き方を考える上でつい「自分がどうしたいか」より「世間から見て何が正しいか」を考えてしまいがちでした。自分の本音と向き合い、後悔しない生き方を選ぶためにこの自己分析ノートは役立ちました。
じぶんジカンのホームページはこちら。

じぶんジカンの『自己分析ノート』とは

まずはじぶんジカンというブランドについて。
「自分と向き合う時間をつくる」というコンセプトで、ノートや読み物をつくっているブランドです。
A5サイズのリングノートを中心に、文房具・雑貨を企画販売しています。
文房具ブランド「じぶんジカン」とはより引用
リングノートの中でも『自己分析ノート』は一番人気のようです。ワークブックのように、ノートの質問に答える形で進めていきます。
表紙はこんな感じです。ややクリームがかった、落ち着いた色合い。

(使い込んでいるせいで表面に若干汚れがありますが、買った後についたものです)
じぶんジカンの『自己分析ノート』を買った理由

私が『自己分析ノート』を買ったのは、ちょうど会社を辞めるか悩んでいたとき。今後のキャリアを考える手がかりになればと思い、購入しました。
当時の私は広告代理店で働きながら、副業でWebライターをしていました。どう頑張っても会社の仕事に身が入らず、副業も軌道に乗りつつあったので独立したいと思っていた時期です。

しかしお金やキャリアも考えると踏ん切りがつかない…と悩んでいました。
じぶんジカンの『自己分析ノート』を使った感想


実際にじぶんジカンの『自己分析ノート』を使って、気に入った点を紹介します。
リングノートで見た目がオシャレ
ノートを含め、文具のポイントは「持っていて気分が上がるかどうか」だと思います。
『自己分析ノート』はシンプルながら色合い、デザインもオシャレ。私はちょっといいカフェに持っていき、コーヒーを飲みながら広げていました。
自己分析は自分と向き合い続けるので、決して簡単ではありません。自己分析のためにノートを書き始めたけど挫折した、という人もいると思います。そんなときでもノートに愛着が持てれば、続けるモチベーションになります。
書くうちに「自分がどうなりたいか」と向き合える
『自己分析ノート』ではノートに書いてある問いに答える形式で、自分の価値観を掘り下げていきます。普段の日常生活でつい自分の気持ちを後回しにしてしまう人には、特におすすめしたいノートです。
私も生き方を考えるとき、人が喜ぶ選択肢や安定している選択肢ばかり選んできました。その結果「自分に合っているか?」を度外視していたため、適応障害や胃痛などの体調不良とは長い付き合いに…。
意識していないと、意外と自分の気持ちには気付けないもの。『自己分析ノート』が自分と向き合うきっかけになるかもしれません。
キャリアだけでなく生き方を見つめ直せる
「自己分析」=就職や転職のためにするもの、というイメージもあるかもしれません。しかし自己分析はキャリアだけでなく、生き方を見つめ直すきっかけになります。
『自己分析ノート』では自分の長所・短所だけでなく、趣味や愛着を持っていることも掘り下げられます。
「そういえばあんなに好きだったのに旅行していないな」
「絵を描くのが好きだから、久しぶりにもう一度挑戦してみようかな」
と、仕事以外にも好きなこと、大切だったことを思い出す機会になりました。
じぶんジカンの『自己分析ノート』を使うとき気を付けたいこと


『自己分析ノート』を今後購入される方に伝えたいと思ったことを紹介します。
まとまった時間を確保する
『自己分析ノート』を使うときは、落ち着いて過ごせる時間と場所を確保することをおすすめします。
というのも、自己分析は意外とエネルギーが必要です。忙しい合間に書いても、自分の感情を十分に掘り下げるのは難しいはず。



私は自宅ではなく、少し高めの喫茶店で書くようにしていました!
客観的なデータではなく、自分の気持ちを掘り下げるもの
自己分析ツールにもいろいろなものがあります。最近流行っているMBTI診断も自己分析ツールの1つでしょう。
自分の特性を客観的なパラメーターで表示してくれるものもあります。『自己分析ノート』はデータではなく、自分の気持ちを掘り下げるためのもの。診断系のツールではありません。
診断系の自己分析ツールでは『ストレングス・ファインダー』がおすすめ(私はでこぼこ書店で購入)。本に付いているシリアルコードを使ってWebで診断を受け、結果から自分の適性を分析できます。


1冊書き終えるのに1ヵ月くらい
私の場合、『自己分析ノート』を書き終えるのに1ヵ月くらいかかりました。
『自己分析ノート』ページ数は28ページで、ボリュームはそこまで大きくありません。しかし一つひとつの問いをじっくり考えるので、思ったよりも時間がかかります。
私は仕事が落ち着いている時期に進めていたので、人によってはもっと時間がかかるでしょう。
急いで書く必要はないので、余裕のあるタイミングを見計らって1ページずつ進めるといいと思います。
『自己分析ノート』は自分の生き方、働き方に悩む人におすすめ


今回はじぶんジカンさんの『自己分析ノート』をレビューしました。
ノートはオンラインショップのほか、一部の店舗でも販売しているようです。文学フリマ東京にも参加されていました。


もし興味がある方は購入されてはいかがでしょうか?
私はオンラインで2冊セット「とことん働き方を考える2冊セット|自己分析&働き方ノート」を購入しました。『働き方ノート』についても今後、レビューを書こうと思っています。
おまけ:私が生き方に迷ったとき読んだ本
ノートではなく書籍ですが、私が生き方に迷ったとき読んだ本もついでに紹介します。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0
本文中でも紹介しましたが改めて。


自分の適性を客観的に把握するには最適のツール。強みだけでなく、強みの活かし方まで具体的に教えてくれます。
無職本
適応障害で休職している間に出会った本。
自己分析ではありませんが、「生き方ってもっと自由でいいんだ」と思わせてくれた本です。



良かったら参考にしてください!