文学フリマのWebカタログには何を書くべき?売るためのコツを解説!

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文学フリマのWebカタログって何を書いたらいいの?

そんな人のために、今回は文学フリマのWebカタログに書く内容や、私が作品を知ってもらうために実践している行動を紹介します!

参加者の多くが事前にチェックしているWebカタログ。ここであなたの作品が目に留まれば、ブースに来てくれる人も増えるでしょう。

作品を一人でも多くの方に知ってもらうために、この記事をぜひ参考にしてください!

目次

Webカタログは作品を知ってもらうために大事

文学フリマにおいて、Webカタログは作品を知ってもらうために大事なツールです。

私は文学フリマ東京に参加しましたが、ブースに来られた方で「Webカタログを見て来ました」というお客さんもいました!

特に最近の文学フリマ東京ではブースが増えているため、お客さんは事前にWebカタログやSNSからブースを絞って回っている印象です。

直近で開催された文学フリマ東京38の様子でも書いています。

Webカタログには「出店者紹介」と「アイテム情報」がある

Webカタログには「出店者紹介」と「アイテム情報」があります。

Webカタログを見ると最初に並んでいるのが「出店者紹介」、画像をクリックすると表示されるのが「アイテム情報」です。

全てを埋める必要はありませんが、なるべく具体的に書いておくとお客さんにとって親切です。

出店者紹介

項目は次の通り。

  • サークル名
  • メンバー(グループ参加の場合)
  • URL
  • X
  • Instagram
  • 紹介文(150字)

URLはホームページやnoteを載せている人が多いです。

紹介文は150字しかないので、作品のジャンルやターゲットをシンプルにまとめましょう。

アイテム情報

項目は次の通り。

  • 作品名
  • 著者
  • 種別
  • ページ数
  • 価格
  • URL
  • Youtube
  • 紹介文(4000字)
  • 発行日
  • 画像

作品名とページ数、価格と画像は最低限入れておきましょう!

Webカタログを見てもらうコツ

お客さんはWebカタログをざっくり読みながら、興味のあるブースを探します。一つひとつのブースをじっくり読んでくれるわけではありません。

自分のWebカタログを読んでもらうために私が気を付けている工夫を紹介します。

表紙の画像を貼る

Webカタログには表紙の画像を入れましょう。まだ完成していない場合は実際の本でなくても、表紙の画像データを貼れば十分です。

文学フリマ東京38のWebカタログは1,800件ほどでした。Webカタログだけでも膨大な量になります。

テキストだけのブースは目に留まりにくいので、画像を入れておくとより目立ちやすいです。画像はテキストより直観的に伝わります。

本の内容がわかる説明文を付ける

説明文はわかりやすく書きましょう。「どんな本を出しているのか」「作品の雰囲気はどんなものか」がわからないとお客さんは買いにくい印象を持ってしまいます。

本のテーマや内容、あらすじなど内容がわかる説明文を付けておきましょう。

私が文学フリマ東京37で販売した『毒親育ちが大人になってから』はこんな感じで説明文を入れています。

出店者紹介に改行は入れない

こちらを見ればわかるのですが、改行が<br>と表記されています。

細かい違いですが、出店者紹介に改行は入れない方が見やすくなります。

アイテム情報には改行がきちんと反映されるので安心してください!

文学フリマは売れない?Webカタログ以外で作品を知ってもらう方法

「文学フリマは売れない」という意見もありますが、事前や当日にしっかりPRをすれば買ってくれるお客さんはいます。

Webカタログはもちろん、Webカタログ以外で作品を知ってもらう方法について解説します。

SNSで告知する

X(旧Twitter)やInstagram、noteで頻繁に宣伝をしましょう。

宣伝の際は日時やブースの場所、ハッシュタグも忘れずに。お品書きもあると見やすいです。

お品書きはCanvaのテンプレートを使えば簡単に作れます。

無料の素材もありますが、使いやすさから有料プランがおすすめです。

私はフリーペーパーもCanvaで作り、当日に配布しています!

当日、積極的に声がけをする

文学フリマ当日は、多くの人がブースの前を歩きます。中にはたまたま通りかかって、あなたのブースに興味を持ってくれる人もいるかもしれません。

お客さんが立ち止まったタイミングであなたが下を向いてスマホをいじっていたら、立ち寄るのをためらい通り過ぎてしまうことも。

作品のクオリティとは関係ありませんが、少しの声がけで作品が売れることも案外あります。

文学フリマ当日は常にお客さんを意識して、積極的に声を掛けましょう。気になっていそうな人に「良かったら立ち読みもできますよ」と一言伝えるだけで十分です。

トークが上手でなくても、お客さんは作品が気に入れば買ってくれます!

ブースを装飾して本を見やすくする

文学フリマで作品を売るためには、ブースの装飾も大事です。

ポスタースタンドやブックスタンドなど、まず作品を見てもらうために工夫しましょう。特に本は寝ているとブースを歩く人の視界に入らないので、立てて表紙を見せる必要があります。

私のブースはこんな感じ。

基本的に100均でそろいますが、ポスタースタンドはこちらがおすすめ。

まとめ

今回は文学フリマのWebカタログに書く内容と、Webカタログ以外に作品を知ってもらう方法について解説しました。

文学フリマは年々出店者が増えており、ただ作品を置くだけではなかなか売れなくなっています。事前にWebカタログやSNSを駆使して、多くの人に作品を知ってもらいましょう。

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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