文学フリマに参加する!その前に実際参加した人の話を聞いてみたい!
この記事では文学フリマに初めて参加、もしくは出店する人に向けて文学フリマの概要と知っておくといいことをまとめました。初めてだと、持っていくものや当日の雰囲気が気になりますよね。
私は当日、人が多すぎてビックリしました!
私は文学フリマ東京37に出店し、作品を30冊以上売りました。実際に行ってみた感想も書いていますので、これから初めて文学フリマに行く方は参考にしてください!
文学フリマとは?誰でも参加できる、作品の展示会
(文学フリマとはより引用)
文学フリマとは一般の方でも出店できる展示販売会です。出版社やプロの作家だけでなく、個人やサークルでも出店できます。略して「文フリ」と呼ばれることも。
ジャンルはエッセイが多く、次いで小説や詩歌など。ジャンルごとにブースが配置されています。
文学フリマとは、文学作品の展示即売会です。
出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売します。
文学フリマとは?
文学フリマ東京の来場者数は1万人を越えており、熱気に圧倒されました。開場前から行列ができており、ブースを一通り見て回るのも大変です。
活字離れと言われて久しい中、文学を求めて足を運ぶ人がこんなにいるんだ…と嬉しくなりました!
日頃から本を読むのが好きな人や、文学作品に触れたい人にはおすすめのイベントです。
文学フリマの開催場所や日時は?
東京だけでなく大阪や福岡でも開催されています。今年から香川でも開催予定です。出店受付は2~3ヵ月前が目安。
2024年の開催日程をまとめました。一部の出店は抽選制ですが、早めに申し込むと抽選なしで出店できます。
日時 | イベント名 | 出店受付 |
---|---|---|
1/14 | 文学フリマ京都8 | 開催終了 |
2/25 | 文学フリマ広島6 | 開催終了 |
5/19 | 文学フリマ東京38 | 受付終了 |
6/16 | 文学フリマ岩手9 | 受付中~4/16 |
7/28 | 文学フリマ香川1 | 受付中~5/6 |
9/8 | 文学フリマ大阪12 | 受付中~6/25 |
9/22 | 文学フリマ札幌9 | 受付中~6/25 |
10/27 | 文学フリマ福岡10 | 受付中~7/9 |
12/1 | 文学フリマ東京39 | 4/27~未定 |
私は文学フリマ東京38に出店予定です!
なお、文学フリマ東京39はビッグサイトで開催されます。会場が今までと違うので注意してください。
文学フリマに参加する方法は?
文学フリマに参加する方法を、一般参加と出店に分けて解説します。
文学フリマ東京はチケットの購入が必要
一般参加は原則として予約不要ですが、文学フリマ東京では入場料が1,000円かかります。
チケットが必要になるので、事前に前売券を購入しておきましょう。
文フリの開催前後は電車がかなり混むので、来る時間には注意しましょう!
出店する方法
出店受付はこちらから。どなたでも出店できます。
もし「出店したいけど、作品が完成するか心配…」という方は、とりあえず申し込んでしまいましょう。いつか応募しようと思っていると、そのまま先延ばしになってしまいがち。締め切りがあると、なんだかんだ頑張れます。
出店料は場所によって異なります。文学フリマ東京38は6,500円。ブースや椅子が増えると、別途料金がかかります。
文学フリマでやっておくといいこと【一般参加者向け】
文学フリマ当日にやっておくといいことを紹介します。まずは一般参加者向け。
- 小銭、大きめのバッグを用意する
- Webカタログ、見本誌コーナーで作品をリサーチする
- ハッシュタグを付けてSNSで発信する
それぞれ理由も含めて解説します。
小銭、大きめのバッグを用意する
当日は小銭と大きめのバッグを用意しましょう。いろいろな作品と出会う貴重な機会なので、お金やバッグは十分備えておいて損はありません。
ほとんどのブースは現金のみ対応しており、お釣りの用意にも限りがあります。千円札と百円・五百円はある程度用意しておきましょう。お釣りの用意ができなかったために、万札を断っている出店者も近くのブースにいました。
作品だけでなくフリーペーパーやチラシをもらうこともあるので、大きめのバッグは必需品です。以前の文学フリマでは買い過ぎたのか、手に持ち切れないほどの荷物を抱えている人がちらほらいました。帰りも混んでいるので、作品を持ち歩きやすい装備で参加しましょう。
Webカタログ、見本誌コーナーで作品をリサーチする
文学フリマの会場は混雑しており、文学フリマ東京37では2000以上のブースがありました。ブースで直接作家さんと話せるのは文学フリマの醍醐味ですが、全てのブースを一つひとつ回るのは難しいでしょう。自分の好みに近い作品をリサーチするため、Webカタログと見本誌コーナーを有効活用しましょう。
Webカタログとは、事前にネットで作品や出店者の情報を確認できるページ。ジャンルごとにまとまっており、ブースの場所もカタログから見られます。当日までに行きたいブースの見当を付けておき、買い逃しを防ぎましょう。
見本誌コーナーでは、出店スペースとは別に作品の立ち読みが可能です。「ブースの前で読むと買わなきゃいけないような気がして読みづらい…」という方は、見本誌コーナーを利用して心おきなく作品を探せます。
ハッシュタグを付けてSNSで発信する
文学フリマでは、公式ハッシュタグの使用が推奨されています。特に文学フリマではイベント後に「#文学フリマで買った本」のタグを付けて、買った作品をSNSに投稿する習慣があります。
SNSは一般参加の人だけでなく、出店者もチェックしています。あなたが買った作品の作者が投稿を見つけてくれるかもしれません。
私も投稿の中に自分の作品を見つけました!一つひとつの投稿が本当に嬉しいです。
タグで検索すると、他の参加者の投稿も見られます。ラインナップでその人の好みがにじみ出るので、タグを追っているだけでも楽しめますよ。
文学フリマでやっておくといいこと【出店者向け】
出店者向けのコツについては、こちらに詳しく書いています。この記事では全体のみ、ざっくりお話します。
作品をしっかり作るのは前提として、文学フリマではいかに自分の存在を知ってもらえるかが大事。SNSやWebカタログ、ブースの装飾や当日の声掛けまで、全てを駆使してアピールしましょう。接客が苦手な人は助っ人を呼ぶと安心ですよ。
ジャンルにもよりますが、初めて出店するなら20~30部売ることを目標にするといいかと思います。
まとめ
今回は文学フリマに初めて参加する人に向けて、開催概要とやっておくといいことを紹介しました。初めて参加するときは不安かもしれませんが、この記事で紹介した内容に気を付ければ問題ないかと思います。
文学フリマはさまざまな作品やクリエイターと出会えるイベントです。私も文学フリマをきっかけに作品をたくさんの人に知ってもらうことができました。ぜひこの記事を参考にして、文学フリマを100%楽しみましょう!
文学フリマ東京38には私も参加するので、もし興味があればのぞきに来てください!