
Webライターの仕事って、スマホだけでもできる?



副業したいけどパソコンがない…
そんな人に向けて、今回はWebライターの始め方を解説します!
Webライターとして仕事するためにパソコンはマストです。一部の仕事はスマホでもできますが、単価の低い仕事しかできません。
私はライター歴3年で、副業からWebライターを始めました。2024年の2月からフリーランスとして活動しています。今回はそのパソコンが必要な理由と、Webライターがスマホを活用する方法を自分の体験ベースで解説します。
スマホのみでWebライターを始めるのは厳しい


パソコンを持っていない場合、Webライターを始めるにはパソコンを購入した方が良いでしょう。
これからWebライターとして活動したいのであれば、パソコンは必須です。WordやExcelが使えればハイスペックなものでなくてもOK。初期投資と割り切って購入しましょう。



私は副業を始めてから、パソコンを買い替えました!
必要なところにお金を使わないと、仕事のモチベーションも上がりません。
お試しでWebライターを始めるならスマホでもOK


Webライターを始めるか迷っている場合、いきなりパソコンの購入に踏み切るのは難しいかもしれません。実際に始めてみなければ、Webライターの仕事が自分に合っているかもわかりませんよね。
そんなときはまずお試しで仕事を始めてみましょう。クラウドワークス、ランサーズに登録して、「タスク」と呼ばれる作業を探します。アンケート回答や口コミ投稿など、一部の仕事はスマホのみでもできます。
単価は5円~500円程度なので、タスクは収入にはなるもののあくまでお試し。タスクを実際にやってみたり、他の仕事を見て興味があるならパソコンを買って本格的に始めてみましょう。
パソコンが必要な理由3つ


理論的にはスマホだけでもWebライターの仕事は始められます。しかし3つの理由から、私はパソコンでWebライターを始めることをおすすめします。
- スマホはまとまった文章を書くのに向いていない
- 複数の画面を同時に開けない
- 仕事しにくいとモチベーションが下がる
上2つは当たり前として、出費をケチると仕事しにくいのでモチベーションが下がります。特に副業として始めたい場合、モチベーションの管理は大事ですよ。
スマホはまとまった文章を書くのに向いていない
スマホは画面が小さく、長文を入力するには不向きな道具です。
次は私がクラウドワークスに登録しているプロフィールですが、これをスマホで打つのはかなり大変ですよね?


パソコンであれば10分で書ける文章でも、スマホで書くと20~30分くらいかかってしまいます。面倒になって挫折してしまう人もいるでしょう。



同じ報酬でも時給換算すると1/3~半分に…。
また、Webライターの仕事はただ書くだけでなく、その後に内容や誤字脱字のチェックもあります。スマホで確認できる範囲はかなり狭いので、ミスがあっても気付きにくいです。
スマホで文章を書いていると、パソコンより肩こりや目の疲れも感じやすいです。スマホでWebライターは不可能ではなくても、かなり非効率的だと思いませんか?
複数の画面を同時に開けない
Webライターは文章を書くだけでなく、リサーチやマニュアルのチェックなど複数の作業をこなします。
書いた文章をコピーして校正ツールにかけたり、リサーチした内容を確認しながら文章を書いたりすることもあります。スマホの画面では複数の画面を同時に開けないので、いちいちサイトやアプリを行ったり来たりするはめに。



めちゃくちゃ面倒くさいです…。
複数のアプリを開いていると重くなりますし、こまめにアプリを整理するのも大変ですよね。


パソコンであれば複数のタブを行き来するのは簡単ですし、モニターがあれば同時に2画面を使えます。書いている途中でマニュアルを確認したくなったとしても、現在の画面はそのまま。複数のタブを使っていても重くなりません。
仕事しにくいとモチベーションが下がる
個人的に一番の理由はコレ。
確かにスマホでもまとまった文章を書くことは不可能ではありません。しかしかなりやりにくく、書いているうちにかなりストレスを感じるでしょう。



私の場合、出先から原稿をちょっと確認するだけでも見づらくてイライラします…。
せっかく「Webライターになりたい!」とモチベーションを高く持っていても、仕事しにくい環境にいると次第に気力がなくなってきます。
まずは環境を整えて、Webライターを続けやすい始め方でモチベーションを保ちましょう。
Webライターの仕事でスマホはこう使う!書くのはパソコンで


Webライターの仕事はパソコンを使うべきですが、スマホが役立つときもあります。
- クライアントとの連絡
- レイアウトのチェック
- 外出先で少しだけ作業したいとき
スマホは文章を書くツールとしては不向きですが、補助的な使い方であればかなり便利です。特にスピード重視の作業はスマホが向いていますね。
パソコンとスマホを上手に使い分けると、Webライターとして効率よく正確な仕事ができます。
クライアントとの連絡
クライアントの連絡を確認するときは、スマホの方が便利です。
クライアントとの連絡には、SlackやChatworkというアプリを使います(無料で使えてそんなに難しいアプリではないので、今は知らなくてもOKです)。
スマホであれば外出先でも見られますし、通知にも気付きやすいです。簡単な返信であればスマホでも打てます。
「確認しました」「外出先から戻ってから対応します」だけでも連絡しておくと、クライアントに安心感を与えられます。
レイアウトのチェック
記事の公開まで任されている場合、最終チェックの段階でスマホで原稿を読んでおかしい点がないか確認しています。
特にパソコンで見る分には良くても、スマホで見ると文章が長いと感じることもあります。多くの人はスマホで記事を読むので、「長い」と思われたら最後まで読んでもらえないかもしれません。せっかく書くなら最後まで読んでもらえる文章を書きたいですよね。
Webライターの主な仕事は文章を書くことですが、仕事によっては文章に合った画像を選んで貼り付ける作業もあります。スマホでチェックする際は、画像のレイアウトも崩れていないか確認しています。



このブログも、公開後に必ずスマホで確認しています!
外出先で少しだけ作業したいとき
外出先で突然、クライアントから連絡が来るときもあります。急ぎの対応だった場合、その場で内容を確認したいことも。簡単な確認や修正であれば、手元にパソコンがなくてもスマホで作業できます。
電車でパソコンを広げて作業している方も時々いますが、他の人からも見えそうですし不便なのであまりおすすめしません。Webライターにも守秘義務はあるので、万が一パソコンを広げてクライアントの情報が流出したら一大事です。
安く済ませたいならChromebookがおすすめ
Webライターの仕事に必要だとしても、なるべく大きな出費は避けたい方もいるはずです。
そんな方にはChromebookがおすすめ。一番安いモデルで4万円程度です。格安で購入できて、ライターに必要な機能は備わっています。私も実際にサブPCとして購入しました。
Chromebookに興味がある方はこちら。


出費だけでなく、コストパフォーマンスを意識しよう


パソコンは決して安い買い物ではありません。「できればパソコンを買わずに済ませたい…」と思っている方もいるでしょう。しかし無理してスマホでWebライターを始めるより、パソコンを買って始めた方がはるかに効率的です。
10~15万円くらいであれば、Webライターの仕事で無理なく回収できます。せっかく「始めたい」という気持ちを持ったのであれば、自分の気持ちに従って初期投資をしましょう。
私はInDesign(冊子のデザインができるAdobeのソフト)を使いたかったので、副業して貯めたお金で20万円以上のパソコンを購入しました。おかげでWebライターだけでなくZINEを出版したり、InDesignを使った仕事をもらえたりしています。