ZINEの表紙はどう作る?デザインができなくても魅力的な表紙を作る方法

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ZINEの表紙、どんなデザインにするか悩む…。

そんな人に向けて、今回はZINEの表紙を作る方法を解説します!

私はエッセイZINEを出しており、表紙は全てココナラで外注しています。デザインに慣れている人は自作できますが、慣れていない場合はイラストレーターさんに作ってもらうとクオリティの高いZINEができます!

ココナラで外注する以外の方法も紹介しているので、ZINEの表紙に悩んでいる人はぜひ最後まで読んでください!

そもそもZINEとは?という方は、まずこちらをチェック。

目次

表紙はZINEの顔!工夫を凝らそう

ZINEを手に取ってもらうために、表紙は大事な要素です。

特に昨今の文学フリマでは作品数が多く、いくら内容が良くても表紙でアピールできないと手に取ってもらえません。

作品の魅力が伝わり、つい手に取って見たくなる表紙を目指しましょう。

デザインができる人は自作してもいいのですが、エッセイや小説などのZINEを作っていてデザインに慣れていない人もいるはず。そんな人はココナラを使ってイラストレーターさんに外注がおすすめです!

プロにデザインしてもらえるので、納得のいくクオリティでZINEの表紙が作れます。依頼するときはなるべく具体的に、自分の作りたいイメージを伝えましょう。

私が実際に表紙を依頼したZINE

私が実際に表紙を依頼したZINEを紹介します!

「これが正解」というものはありませんが、一つの例として参考にしてください。

2019年ロシアの旅

ロシア旅行をテーマにしたZINEなので、マトリョーシカを描いてもらいました。

イラストレーターのかりそめさんは、「ゆるぽかん」をコンセプトにしたイラストを作成しています。ポートフォリオを見てその世界観が気に入り、依頼しました。

マトリョーシカのデザインは、本編の内容とリンクしています!読めばもっと楽しめるイラストにしていただきました。

ZINEフェスでは通りかかったお子さんに「かわいい!」と言ってもらえたことも。

毒親育ちが大人になってから

ちょっと変わった、インパクトのある表紙です。

依頼したのは坂之下しまさん。食べ物や人物を水彩の優しいタッチで描いています。こちらもポートフォリオから、雰囲気が好きで依頼しました。

たくさんあるZINEの中でも目を留めてもらえるよう、この表紙を考えました。人気の作家ならまだしも、無名の状態で作品を手に取ってもらうならインパクトを出すしかないと思ってデザインを決めています。

この「たいやき定食」も本編に出てきます。本編のキーアイテムや、登場人物をテーマにすると読者に興味を持ってもらえそうですよね。

でこぼこ書店さんでも「パンチ力が強い」と言っていただけました。

デザインに慣れていないなら、ココナラで外注がおすすめ

デザイン系のZINEを作っている人なら、中身と同じように表紙もデザインできるでしょう。しかし小説やエッセイなど、普段デザインに触れたことがないと特に表紙は悩みどころです。

表紙は無理して自作せず、ココナラでイラストレーターさんやデザイナーさんに依頼して作ってもらうことをおすすめします!プロに依頼できるのでクオリティも高いですし、ZINEの内容に専念できますよ。

ココナラでZINEの表紙を作ってもらう方法

私がココナラで表紙を依頼するときの流れを紹介します。

ココナラに登録する

ココナラのアカウントを持っていない場合、まずはアカウントを作成しましょう。

メールアドレスを入力すれば簡単に登録できます。登録自体は無料で、実際に契約しなければお金は一切かかりません。

\ 登録は無料 /

イラストレーター、デザイナーを探す

ココナラでアカウントを作ったら、ZINEの表紙イラストを依頼するイラストレーター、デザイナーを探します。

表紙のデザインを一から十まで依頼したい場合は「デザイン>書籍・カバーデザイン>書籍デザイン」、イラストだけ依頼したい場合は「イラスト・マンガ>イラスト作成」から出品を選びます。

出品が無数にあるので、探すときは「スタイル」や「予算」で絞り込みます。

自分のイメージに近いスタイルを選ぶと、効率よく探せます!

食べ物、花などモチーフが決まっている場合は単語で検索すると早いです。

見積もり依頼をする

依頼したいイラストレーター、デザイナーが決まったら、見積もり依頼をしましょう。

見積もりにあたり、必要になる情報はこんな感じです。出品者によっては追加で情報が必要になることもあります。

  • 用途
  • イメージ
  • 希望サイズ
  • 納品形式(.jpg、.pngなど)
  • 納期
  • 修正回数

私が依頼した例では、納期は14日前後でした。他の依頼が立て込んでいた場合、もっと時間がかかるかもしれません。ZINEの方針が決まった時点で早めに依頼しましょう。

また、ZINEの表紙は「商用利用」にあたります。イラスト本体の価格に加えて、追加で料金が必要になるケースが多いので注意しましょう。

私が依頼する際は8,000~15,000円程度の予算にしています。

お金はかかってしまいますが、ここは力の入れどころ。読んでもらうための初期投資と割り切っています!

条件が合えば契約・仮払いする

条件が合えば契約、仮払いを進めます。仮払いまで進めてから作業が進行します。

契約後のトラブルを避けるためにも、内容をよく確認した上で契約を進めましょう。

ラフ、清書で必要なら修正依頼を出す

修正オプションがあれば、ラフや清書の段階で修正依頼を出せます。

修正を出す際は具体的に、可能ならイメージの参考になる資料を添付しておくと相手が迷わずに済みます。特に色や雰囲気はテキストで伝えるのが難しいので、画像を送ってあげるとわかりやすいです。

なお、手書きの場合は清書後の修正が難しい場合もあるので事前に確認しておきましょう。

納品手続き、評価を行う

イラストが完成したら、納品手続きと評価を行います。納品手続きまで終わって初めて相手に報酬が振り込まれるので、納品してもらったら早めに手続きを進めてあげましょう。

評価後はトークルームが使用できないので、連絡事項は評価の前に済ませておくと安心です。

自分でZINEの表紙を作る方法

おすすめはココナラによる外注ですが、あまりコストをかけられない場合や自分で表紙を作ってみたい場合もあるでしょう。

手軽な方法として、Canvaや印刷会社のテンプレートを使う方法があります。デザインに慣れていない場合はこちらを使うといいでしょう。

Canva

Canvaはブラウザ上でデザインが作れるサービスです。テンプレートがあるので、気に入ったデザインをカスタマイズするだけで表紙を作れます。商用利用もOK。

無料でも利用できますが、テンプレートの選択肢が多い有料プランがおすすめ。月1,800円なので外注するよりは安上がりです。

各サイトのテンプレート

企業のサイトでも表紙のテンプレートを用意しているところがあります。

タイトルや作者を変えるだけで表紙が作れますが、その分自由度は低め。締め切りまで時間がない、表紙に時間をかけられない場合は活用しましょう。

例を挙げると、Canonがテンプレートのサイトを作っています。

Photoshop、Illustratorなどのデザインソフト

普段からデザインに慣れている人は、Photoshop、Illustratorなどのデザインソフトで表紙を作成できます。各ソフトでデータを作成したら、印刷会社の納品形式に合わせて形式を変換しましょう。

私が使っているちょ古っ都製本さんでは、表紙・本文ともにPDFデータで納品します。データを作成する際は、カラーをRGB(画面で表示するための配色)ではなくCYMK(印刷するための配色)にしましょう。

イラスト、デザインが作れる友人がいたらお願いするのも手ですね。その際はお礼を忘れずに。

ZINEは表紙を作るのも醍醐味!過程も楽しもう

今回はZINEの表紙を作る方法について紹介しました。

デザインに慣れていない、かつお金と時間に余裕がある人は、ココナラで外注をおすすめします!表紙にこだわるだけで、手に取ってもらえるチャンスが大きく変わります。

私のZINEも「表紙を見て買いました!」という人が多いです。

表紙を作るのは大変ですが、自分の「好き」を詰め込める場所でもあります。作る際はぜひ、過程も楽しみながら作ってほしいです。

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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