ZINEフェスってどんなイベント?
実際の雰囲気が知りたい!
そんな人のために、今回はZINEフェスの概要や日程、実際に出展したときの雰囲気について解説します!
私はZINEフェス含め、ZINEに関するイベントに今まで複数回参加しています!
最初は売れるか不安でしたし、緊張もしました。実際に参加してみるとクリエイターや読者と気軽に交流できて、充実した時間を過ごせました!
実際に行った体験談ベースで、ZINEフェスについて解説していきます。
ZINEフェスとは誰でも出展、参加できるイベント
ZINEフェスとはその名の通り、ZINEを販売するイベントです。ZINEだけでなくTシャツやステッカー、ポストカードを売っている人もいます。
開催は不定期で、BOOK CULTURE CLUBさんのnoteやX(旧Twitter)で日程が確認できます。
全国各地で開催されており、最近は広島や奈良でも開催されました。関東だと最も頻度が高いのは吉祥寺で、他にも浦和や松戸で開催されています。
頻度としては月1~2回くらい。毎月どこかしらで開催している印象です。2025年1月には浅草で過去最大規模のZINEフェスが開催される予定。
他のイベントと比べてクリエイター同士やお客さんとの距離が近く、カジュアルに楽しめます。
ZINEフェスの開催スケジュール【2024年】
現時点で公開されている内容から、ZINEフェスの開催スケジュールをまとめました。
参加を考えている場合は参考にしてください!
日時 | イベント名 | 出展受付 |
5/19 | ZINEフェス大磯 | 受付中 |
6/22 | ZINEフェス静岡 | 受付中 |
6/23 | ZINEフェス浅草 | 受付中 |
8/17 | ZINEフェス埼玉 | 受付中 |
11/2 | ZINEフェス吉祥寺 | 受付中 |
頻繁に開催されているので、興味があったらまずは近くのイベントをのぞいてみましょう!
ZINEフェス含め、ZINEに関するイベントを一通り確認したい方はこちら。
そもそもZINEとは?自由に作る冊子のこと
そもそもZINEフェスの「ZINE」って何?という方に向けて、ZINEとは何か解説します。
ZINEとは自由な形式で作れる冊子のこと。冊子に載せるのは文章だけでなく写真やイラスト、何でもOK。作り方も内容も人それぞれで、誰でもどんなテーマでも作れるのがZINEのいいところ。
全部自分で作るのは難しい…という場合でも、ココナラで依頼すればOKです!
私はイラストを描けないので、ココナラでイラストレーターさんに外注しています。ほか、レイアウトや入稿データの作成も依頼できるので、内容ができていればZINEを作れます。
詳しい作り方はこちら。
ZINEフェスの特徴
ZINEを販売しているイベントといっても、実際の雰囲気が気になる方も多いでしょう。
私が実際に参加して感じた、ZINEフェスの特徴を紹介します!
みんなで作る、学祭のような感じ
ブースに出展すると、30分くらい運営のお手伝いも任されます。私のときはお客さんの誘導や受付を手伝いました。終了後の後片付けもみんなで行います。
近くのブースや運営の人たちと協力して進めるので一体感があり、学祭のような懐かしさを感じました。
作業を通して他の参加者と関わる機会もあり、ZINE仲間をつくるきっかけになります!
会場によっては机やイスを自分で用意する必要があるので、創意工夫が必要です。他の大きなイベントでは大体テーブルとイスがそろっており、運営はボランティアの方が中心になって行うことが多いでしょう。
何でもそろっている状態で、自分のブースだけきっちり進めたい人には向いていないかもしれません。
また、ジャンルごとに固まっているわけではなく、隣のブースが自分とは全然違う作品を出していたりします。その雑多で自由な感じも「ZINE」らしさがあって私は好きです。ジャンルごとに固まっていたら出会わなかったZINEもありました。
参加費が安い
ZINEフェスの参加費は場所によって異なるのですが、大体4,000~5,000円程度。イベント告知を定期的に行うプランを選ぶと安いです。
運営をみんなで負担する代わりに、出展しやすい価格に抑えてくれています。飲み会1回分と考えれば、もし作品が売れなくても金銭的にそこまでダメージはありません。
趣味とはいえ、お財布事情も大事です!
私が参加した過去2回では、どちらも出展料分をまかなえる位の利益は確保できました!
他のイベントでは6,000円以上の出展料がかかる場合もあるので、最初参加するまでにためらう人もいるかもしれません。気軽に参加したい方にZINEフェスはおすすめです。
クリエイター、お客さんとの距離が近い
売り上げ以上に人との交流を楽しめるのが、ZINEフェスの醍醐味です。
ZINEフェスへ行くと、毎回ZINE仲間ができます。一緒に作業する機会が多く、親しみやすい人も多いので初めてでも安心して参加できました。
また、客層も他のイベントとは異なる印象です。ZINEフェスはパルコの中や公民館のような場所で開催されており、お買い物や他のイベントのついでに立ち寄る方もいます。
文学フリマやコミケは作品を買うために来る人が多く、ブースも人も多いため人との交流はそこまで多くないと思います。しかしZINEフェスは比較的ゆったりしており、他のブースやお客さんと話しやすい雰囲気を感じました。
お客さんでも複数のブースを回り、クリエイターとの会話を楽しんでいる人もいます。
私が過去にZINEフェスへ参加したときの様子
私は過去に吉祥寺ZINEフェスティバル(通称キチジン)、ZINEフェス松戸に参加しました。私が今までに行ったZINEフェスについて、感想を紹介します。
吉祥寺ZINEフェスティバル
吉祥寺パルコの屋上で開催されています。
屋外なので、雨が降ったら延期。日差しがダイレクトに当たるので、日傘や帽子は持っていくといいと思います。
イスとテーブルがないので、もし出展する場合は自分で準備します。折り畳みテーブルを持参している人もいました。私は段ボールを組み立てて使うテーブルを購入しました。
吉祥寺という場所もあり、ZINEフェス松戸より若い人が多い印象でした。全体的にデザイン系のブースが多く、私のように文章メインの作品を出している人は少なめ。
私が実際に出展したブースです。
ZINEフェス松戸
(ZINEフェス@松戸 3月2日案内ページ#ZINEフェス千葉より引用)
ZINEフェス松戸は2024年の3/2に一度だけ開催されたことがあります。もしかしたら今後もまた開催されるかもしれません。
松戸の文化ホールにて開催されました。
吉祥寺ZINEフェスや文学フリマより年齢層が幅広く、年配の方も多く来ていました。他の展示のついでに寄ってくださった方も多く、想像以上に松戸はクリエイティブへの関心が高い町だと感じました。
私が実際に出展したブースです。
ZINEフェスは見に行くのも出展するのも楽しい!
今回はZINEフェスの概要や魅力、実際の雰囲気について紹介しました。
ZINEフェスに出るか迷っている人がいたら、ぜひ一度参加をおすすめします!
申し込みはBOOK CULTURE CLUBさんのnoteから決済ページへ飛べます。料金や机・イスの有無は会場によって異なるので、よく確認してから申し込みましょう。
私も引き続きZINEフェスに参加する予定なので、もし出展したらバッタリ会うかもしれませんね!