
ZINEフェスってどんなイベント?



実際の雰囲気が知りたい!
そんな人のために、今回はZINEフェスの概要や日程、実際に出展したときの雰囲気について解説します!



私はZINEフェス含め、ZINEに関するイベントに今まで複数回参加しています!
最初は売れるか不安でしたし、緊張もしました。実際に参加してみるとクリエイターや読者と気軽に交流できて、充実した時間を過ごせました!
実際に行った体験談ベースで、ZINEフェスについて解説していきます。
ZINEフェスとは誰でも出展、参加できるイベント


ZINEフェスとはその名の通り、ZINEを販売するイベントです。ZINEだけでなくTシャツやステッカー、ポストカードを売っている人もいます。
開催される頻度は月2~3回くらい。全国各地で開催されており、最近は広島や奈良でも開催されました。関東だと最も頻度が高いのは吉祥寺で、他にも浦和や松戸で開催されています。
他のイベントと比べてクリエイター同士やお客さんとの距離が近く、カジュアルに楽しめます。
ZINEフェスの日程はこちらにまとめています(毎月更新)。


ZINEフェスの特徴


ZINEを販売しているイベントといっても、実際の雰囲気が気になる方も多いでしょう。
私が実際に参加して感じた、ZINEフェスの特徴を紹介します!
みんなで作る、文化祭のような感じ
ブースに出展すると、30分くらい運営のお手伝いも任されます。私のときはお客さんの誘導や受付を手伝いました。終了後の後片付けもみんなで行います。
近くのブースや運営の人たちと協力して進めるので一体感があり、文化祭のような懐かしさを感じました。



作業を通して他の参加者と関わる機会もあり、ZINE仲間をつくるきっかけになります!
会場によっては机やイスを自分で用意する必要があるので、創意工夫が必要です。他の大きなイベントでは大体テーブルとイスがそろっており、運営はボランティアの方が中心になって行うことが多いでしょう。
何でもそろっている状態で、自分のブースだけきっちり進めたい人には向いていないかもしれません。
また、ジャンルごとに固まっているわけではなく、隣のブースが自分とは全然違う作品を出していたりします。その雑多で自由な感じも「ZINE」らしさがあって私は好きです。ジャンルごとに固まっていたら出会わなかったZINEもありました。
参加費が安い
ZINEフェスの参加費は場所によって異なるのですが、大体4,000~5,000円程度。イベント告知を定期的に行うプランを選ぶと安いです。
運営をみんなで負担する代わりに、出展しやすい価格に抑えてくれています。飲み会1回分と考えれば、もし作品が売れなくても金銭的にそこまでダメージはありません。



趣味とはいえ、お財布事情も大事です!
私が参加した過去2回では、どちらも出展料分をまかなえる位の利益は確保できました!
他のイベントでは6,000円以上の出展料がかかる場合もあるので、最初参加するまでにためらう人もいるかもしれません。気軽に参加したい方にZINEフェスはおすすめです。
参考として、文学フリマの出店料に関する記事も置いておきます。


クリエイター、お客さんとの距離が近い
売り上げ以上に人との交流を楽しめるのが、ZINEフェスの醍醐味です。
ZINEフェスへ行くと、毎回ZINE仲間ができます。一緒に作業する機会が多く、親しみやすい人も多いので初めてでも安心して参加できました。
また、客層も他のイベントとは異なる印象です。ZINEフェスはパルコの中や公民館のような場所で開催されており、お買い物や他のイベントのついでに立ち寄る方もいます。
文学フリマやコミケは作品を買うために来る人が多く、ブースも人も多いため人との交流はそこまで多くないと思います。しかしZINEフェスは比較的ゆったりしており、他のブースやお客さんと話しやすい雰囲気を感じました。
お客さんでも複数のブースを回り、クリエイターとの会話を楽しんでいる人もいます。
そもそもZINEとは?自由に作る冊子のこと


そもそもZINEフェスの「ZINE」って何?という方に向けて、ZINEとは何か解説します。
ZINEとは自由な形式で作れる冊子のこと。冊子に載せるのは文章だけでなく写真やイラスト、何でもOK。作り方も内容も人それぞれで、誰でもどんなテーマでも作れるのがZINEのいいところ。
全部自分で作るのは難しい…という場合でも、ココナラで依頼すればOKです!
私はイラストを描けないので、ココナラでイラストレーターさんに外注しています。ほか、レイアウトや入稿データの作成も依頼できるので、内容ができていればZINEを作れます。
詳しい作り方はこちら。
私が過去にZINEフェスへ参加したときの様子
私は過去に、次のZINEフェスへ出店しました。
- ZINEフェス東京
- ZINEフェス吉祥寺
- ZINEフェス松戸
- ZINEPARK渋谷
私が今までに行ったZINEフェスについて、感想を紹介します。
ZINEフェス東京


場所 | 東京都立産業貿易センター 台東館 5F・6F (浅草駅徒歩5分) |
出店者数 | 350名以上 |
入場料 | 500円 |
ZINEフェスの中で最も規模が大きい、ZINEフェス東京。浅草の産業貿易センター2フロアを使って、3〜4ヵ月に一度開催されています。



私は2025年1月のZINEフェス東京に出店しました!
出店者も一般参加者も多く、多くの人にZINEを見てもらいたい人におすすめのイベントです。浅草ということもあり、海外の方もよく見かけました。
規模が大きい分、SNSの告知やブースの設営は工夫しましょう。
吉祥寺ZINEフェスティバル


場所 | 吉祥寺パルコ屋上 |
出店者数 | 140前後 |
入場料 | 300円 |
吉祥寺パルコの屋上で開催されています。屋外なので、雨が降ったら延期。
日差しがダイレクトに当たるので、日傘や帽子は持っていくといいと思います。寒い日は防寒具やカイロも持っていきましょう。
イスとテーブルがないので、もし出展する場合は自分で準備します。
↓のような折りたたみテーブルがあると、持ち運びもできて便利です。


吉祥寺という場所もあり、ZINEフェス松戸より若い人が多い印象でした。全体的にデザイン系のブースが多く、私のように文章メインの作品を出している人は少なめ。
私が実際に出展したブースです。
ZINEフェス松戸


(ZINEフェス@松戸 3月2日案内ページ#ZINEフェス千葉より引用)
場所 | 松戸市文化ホール(松戸ビルヂング4階) |
入場料 | 無料 |
松戸の文化ホールにて開催。
ZINEフェス松戸は2024年、2025年に1度ずつ開催されています。私は2024年に出店しました。
吉祥寺ZINEフェスや文学フリマより年齢層が幅広く、年配の方も多く来ていました。他の展示のついでに寄ってくださった方も多く、想像以上に松戸はクリエイティブへの関心が高い町だと感じました。
私が実際に出展したブースです。


ZINEPARK渋谷


過去に一度だけ開催された、渋谷のZINEイベント。
当日は通りに人があふれるくらい盛況。渋谷という場所もあり、アート系のZINEが多めでした。
開催日時 | 2024年10月12日 12時~17時 |
場所 | MIYASHITA PARK 4階 屋上の芝生エリア ( 屋外開催 ) |
出店者数 | 約180組 |
入場料 | 無料 |
主催者 | BOOK CULTURE CLUB |
ZINEフェスは見に行くのも出展するのも楽しい!


今回はZINEフェスの概要や魅力、実際の雰囲気について紹介しました。
ZINEフェスに出るか迷っている人がいたら、ぜひ一度参加をおすすめします!
申し込みはBOOK CULTURE CLUBさんのnoteから決済ページへ飛べます。料金や机・イスの有無は会場によって異なるので、よく確認してから申し込みましょう。





私も引き続きZINEフェスに参加する予定なので、もし出展したらバッタリ会うかもしれませんね!