ZINEの販売方法は?イベント、ショップ、通販で売る方法を解説!

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作ったZINEを売りたい!どんな販売方法があるの?

今回は自分が作ったZINEを売りたい人に向けて、ZINEの販売方法を解説します!

売るために私が気を付けていることも紹介しますので、参考にしてください。

目次

ZINEを販売する方法

ZINEを販売する方法は、主に次の3つです。

  • イベント
  • 通販
  • ショップに置いてもらう

これからZINEを売りたいという方は、まずイベント出店をおすすめします。

イベント

文学フリマやZINEフェスなど、イベントに出店してZINEを売る方法です。出店料さえ払えば誰でも販売できるので、販売のハードルが低いのが特徴です。

買ってくれるお客さんの反応も直接見られるので、モチベーションが上がります。

自分が作った本を手に取ってもらうのは嬉しいですよ!

同じクリエイター同士でつながる機会もあるので、これからZINEを作って売りたい!という方はまずイベントに参加しましょう。

通販

boothやbaseというサービスを利用すれば、個人でも通販でZINEを販売できます。ただZINEを作り始めたばかりだと、最初から通販で売るのは難しい印象です。

「この人の作品なら買いたい!」と思ってもらわないと、なかなか買ってもらえません…。

文学フリマやZINEフェスで売れ行きの良かったZINEでも、通販になると全然売れない…ということもありました。

最初はメインの手段というより、他の手段で買えない人へのアプローチとして使うといいでしょう。私もイベント出店後に通販を始めました。買ってくれたのはイベント後に買い逃した人や、遠方でイベントに来れない人が多かったです。

もちろん、自分の名前が売れてくれば通販でも買ってもらえます!

ショップに置いてもらう

イベント、通販より難易度は上がりますが、ZINE専門店や書店に置いてもらう方法もあります。

ただし、ZINEを取り扱っていれば必ずしも置いてもらえるわけではありません。置いてもらうには一定のクオリティが求められますし、ショップで置いているラインナップとの相性も関係します。

闇雲に営業をかけるのではなく、まずは店舗を見に行ってお店の雰囲気を知ってからコンタクトを取るのがおすすめです。

なお、MOUNT ZINEでは出展料を払えば審査なしで置いてくれます。 申し込みには期限があるので、タイミングが合えば応募してもいいでしょう。

ZINEを買ってもらうには?

せっかくZINEを作るなら、より多くの人に買ってもらいたいですよね。そこで、私がZINEを買ってもらうために実践している工夫をいくつか紹介します。

  • 質が高い作品を作る
  • SNSで宣伝する
  • ショップと信頼関係をつくる
  • 根気よく活動を続ける
  • ファンをつくる

これらを地道に実践するだけでも、ZINEの売れ行きが変わるはずです。

質が高い作品を作る

まずは質が高い作品を作ることを目指しましょう。内容の良し悪しだけでなく、本のレイアウトや表紙のデザイン、誤字脱字もクオリティに関わります。

例えば作者のことを知らなくても、表紙が魅力的だと多くの人が足を止めてくれます。表紙のイラストや校正はココナラで外注できるので、全部自分でやらなくてもOK。

例えば私が経験した例だと、イラストレーターさんに依頼したこちらの表紙。イベントでも好評でした。

作品のクオリティを自分で判断しにくい場合、人に見てもらうのが一番早いです。私はイベントで出版社を運営している方に持ち込みをしました。誰かに見てもらうのは緊張しますが、作品の質を上げるためには人の意見をもらうのが近道です。

また、他の人が作ったZINEを読むのも勉強になります。作り方に迷ったら、人気のZINEを参考にしてみるとヒントがもらえるでしょう。

SNSで宣伝する

ZINEフェスの告知

せっかく良いZINEを作っても、知ってもらえなければ売れません。知ってもらうにはSNSを活用するといいでしょう。

私はTwitterやnoteを使っています。イベントに出展する場合、来場者もSNSで作品をチェックしているので、作品を知ってもらえば買いに来てくれるかもしれません。

私が文学フリマやZINEフェスへ出たときも、買いに来てくれた方が「Twitterを見てきました」「note見てます」と言ってくれました。

ZINEを作ったら、今後はSNSを通して作品を知ってもらいましょう。

ショップと信頼関係をつくる

ショップで置いてもらうとしても、まずは信頼関係を築くことが大事。ショップのスペースにも限りがありますし、店のこだわりや他の商品との相性も関わります。

訪問販売やキャッチに押しの強い営業を受けて困った経験はありませんか?それと同じで、いくらいいZINEを作っても押し売りは禁物。

私はZINEを置いてもらいたいとき、まずは店舗へ直接行って本を購入しています。ショップの雰囲気やラインナップを見て、自分のZINEと相性が良さそうならお会計の際にお声がけしています。ショップと信頼関係をつくれればお互い心地いいですよね。

押し売りしてもその場の売り上げにはつながるかもしれませんが、今後次の作品を置いてもらえる可能性は低いでしょう。

売り込む方は一個人の活動だとしても、ショップからすればあくまでビジネス。相手にもメリットを感じてもらえる関係をつくりましょう!

売り方に悩んだら、一般的なビジネスの営業について調べるとヒントが得られます。アポイントの取り方や資料の作り方など、参考になるはずです。丁寧すぎて損することはありません。

根気よく活動を続ける

「すぐに100部売りたい!」「有名になるぞ!」と思っても、初めは10部、20部売るので精一杯です。それでも根気よくイベント出展や宣伝をしていれば、徐々に買ってくれる人が増えてきます。

SNSを見ていると成功している人ばかり目につきますが、ZINEを売るのは本当~に地道な活動です。もともと知名度があれば話は別ですが、まず知ってもらわなければ買ってもらえません。

すぐに売れないのは当たり前なので、根気よく活動を続けていきましょう!

ZINEを作り続けるうちにノウハウも身についてきます。最初は売れた数にとらわれず、気長にZINEを作る・売るを続けましょう。

ファンをつくる

せっかく作品を作るなら、誰かの記憶に残るものにしたいですよね。一からZINEを作って売るなら、まずはファンをつくることを目指してはどうでしょうか?

不特定多数の人ではなく、ファンになってくれそうな人物像を想像しながらZINEを作るとファンがつきやすいと思います。年代や趣味、考え方など「こんな人が読んでくれたらいいな」というイメージを持っておくのがおすすめです。

実際にイメージを持ってからイベントに臨むと、実際に人物像にかなり近い人が買ってくれたり、ファンになってくれたりします。作品の方針で迷ったときも「こんな人に届けるには」を念頭に置いて決められるので軸がブレません。

まとめ

今回はZINEを販売する方法について紹介しました。

実際にZINEを販売してみると、読者に対してもショップに対しても謙虚であることが一番大事だと感じます。

ZINEを売り込むのは勇気がいりますが、相手のことをしっかり考えられるならきっと大丈夫。まずは1人でも手に取ってもらえるように頑張りましょう!

私も日々、試行錯誤しながらZINEを売っています。

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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