【ZINEの作り方】アプリ何使ってる?お手軽~本格派まで使えるアプリまとめました

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ZINEを作りたいけど、何のアプリを使うか迷っている方へ。

ZINEの作り方は決まっていないので、どんなアプリを使ってもOK。極端な話、手描きの文章やイラストをコピーしてもZINEを作れます。

しかし「自由」と言われても、まずは選択肢を知りたいはず。この記事ではZINEを作るために使えるアプリをまとめました。

本格的なZINEを作りたいならInDesignがおすすめ。簡単に作りたいなら、Canvaを使えばデザインソフトをインストールしなくてもブラウザでZINEを作れます。

ZINEを作るためのアプリに迷っている方は、ぜひ参考にしてください!

目次

ZINEを作れるアプリ

ZINEを作れるアプリを5つ紹介します。

アプリ特徴料金
InDesign・本格的なZINEが作れる
・操作に慣れが必要
月払い:月額3,280円
年払い:年間34,680円
(月換算で2,890円)
Canva・ソフトのインストール不要
・直観的に操作できる
11,800円(年払い)
PowerPoint・操作が簡単、直観的
・CYMK印刷ができない
無料
Pages・Apple製品を持っていれば使用可能無料
Word・文章系のZINEにおすすめ
・CYMK印刷ができない
無料

ほか、アート系のZINEであればIllustratorやPhotoshop、Clip Studioなどのデザインソフトで作っている人もいます。

使い慣れたソフトがあれば、そちらがベストです!

InDesign

InDesignとはAdobeの提供しているデザインソフトの1つで、ページが複数ある冊子を作るのに適しています。出版社でもよく使われているソフトです。

本格的なZINEを作りたいのであればInDesignがおすすめ。

私もInDesignを使っています!

本格的な反面、操作を覚えるのに時間がかかるのが欠点。

またAdobeのソフトだけあって値段も高めです。Adobeのコンプリートプランに加入している方はプランに入っているので、そのまま使えます。

単体プラン価格
月払い月額3,280円
一括払い年間34,680円(月換算で2,890円)

大まかな流れは次の通りです。一度テンプレートを作ってしまえば使い回せるので楽です。

  1. テンプレート(マスターページ)を作る
  2. テンプレートにテキストを流し込む
  3. 表紙や目次、奥付を作成する
  4. ブックとして1つのデータにまとめる
  5. 入稿データを作成する

初めての方は書籍を購入して、読みながら作るのがおすすめ。

Adobe公式サイトでも操作方法を解説していますが、わかりにくく感じました…。

私は『世界一わかりやすい InDesign 操作とデザインの教科書』を使っています。

InDesignでZINEを作る流れは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

自分で作るのが難しい場合、得意な人に依頼するのも手。ココナラではInDesignで版組みを依頼できます。

すでに経験のある人にお願いできるので安心です。

登録は無料。初回はクーポンも使えるので「InDesignで作りたいけど、自力でできる余裕がない!」という方はプロにお任せしてしまいましょう。

Canva

なるべく手軽にZINEを作りたい人にはCanvaがおすすめ。ブラウザで編集できるので、高スペックのパソコンがなくても使えます。テンプレートや画像素材も豊富です。

テキストや画像を直感的にレイアウトできるので、デザインソフトに慣れていない方でもCanvaなら簡単にZINEを作れます。簡単な画像の加工や、PDF書き出しも可能。

パワポのような感覚でZINEを作れます!

実際にCanvaを使ったZINEの作り方は、こちらで紹介しています。

パワポ

スライド作りでおなじみのパワポ。実はZINEを作るにも使えます。

https://twitter.com/zinefarmtokyo/status/1828413692737921245

用紙に合わせたサイズのスライドを作って、画像やテキストを並べるだけ。操作としてはCanvaとほぼ変わりません。自由にテキスト、画像を配置できるので操作性が高いです。

パワポでZINEを作る上で注意したいのが、データをRGBカラーでしか作れないこと。RGBとは画面上で使われる色。印刷はCYMKで色を作るため、画面の上と印刷時で色味が変わってしまいます。

グラフィックなど印刷会社のRGB印刷を使えば、色味を変えずに印刷できます。

Pages

PageはApple製品で使えるデザインソフト。ZINEのような冊子を作るときにも使えます。Wordよりレイアウトの自由度が高いので、iPhoneやiPadを持っている方はPagesでZINEを作ってもいいでしょう。

テンプレートもあるので、簡単にオシャレなデザインのZINEを作れます。

Windowsでは使えないのが残念です…。
Macユーザーなら一度使ってみてもいいかも。

Word

実はWordでもZINEを作れます。文章メインのZINEであればWordが便利です。ラクスルではWordのテンプレートを用意しているほか、ちょ古っ都製本工房ではWordファイルも入稿できます。

パワポと同様、RGBデータしか作れないので色には注意が必要です。

端末ごとのおすすめアプリ(パソコン、スマホ、タブレット)

端末ごとに使えるアプリをまとめました。

端末パソコン
(Windows、Mac)
スマホ
(Android、iPhone)
タブレット
(Android、iPad)
InDesign××
Canva
パワポ
Pages
(Macのみ)

(iPhoneのみ)

(iPhoneのみ)
Word

基本的にはパソコンで作るのがおすすめですが、工夫次第ではスマホ・タブレットでも作れます。

パソコンならInDesignがおすすめ

パソコンで作るならInDesignがおすすめ。

InDesignは出版社でも使われていて、個人制作でも本格的なZINEを作れます。慣れるまでが少し大変ですが、一度覚えてしまえば今後もZINEを作るとき便利です。

手軽なのはCanva、パワポ。Canvaは無料プランもありますが、機能に制限があるので作る間だけでも有料プランがおすすめです。普段から仕事でパワポを使っている方、お金をかけずに作りたい方はパワポがおすすめ。

スマホ、タブレットならPagesまたはCanvaがおすすめ

もしスマホ、タブレットでZINEを作るならPages(iPhone、iPadのみ)またはCanvaがおすすめ。

スマホやタブレットはパソコンより持ち運びやすいので、どこでもZINEを作れます。

スマホの画面は小さく、全体のチェックが画面上だと難しいので、スマホで作る場合は印刷する前に一度試し刷りしておくと安心です。

まとめ

筆者のZINE

今回はZINEを作れるアプリを紹介しました。作りたいZINEのイメージや使っているハードの種類に合わせて、自分に合ったアプリを見つける手がかりになれば嬉しいです。

アプリの細かい操作まで知らなくても、調べるうちにだんだんわかってきます。アプリが決まったら実際に手を動かして、自分の「好き」を表現してみましょう!

作り方に悩んだら、実際のZINEを参考にするとわかりやすいです。ZINEを売っているイベントに行けば、実際に作った方に話を聞くチャンスがあります。

私はZINE専門店「たいやき書房」を運営しています!

実際のZINEも作り方の参考になるので、気になったZINEがあればぜひ手に取ってみてください。

シェア型書店「たいやき書房」
シェア型書店「たいやき書房」

でこぼこ書店の店内にシェア本棚があるほか、通販でも購入できます。

ZINEの作り方のヒントになるような本も、こちらにまとめています。

他の記事もぜひ参考にしてください!

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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