Webライターになったら、早めに簡単な名刺を作っておくのがおすすめです。

このブログに書いてある方法なら、1,000円以内で作れます。
デザインスキルがなくてもテンプレートを使えばOK!
普段クラウドワークスやランサーズで仕事を探していると、名刺の必要性を感じないかもしれません。しかし案外、身近に仕事のチャンスは転がっているもの。名刺を作っておくと、直接知り合った方から仕事をもらうためのツールとして役立ちます。
この記事ではWebライターが名刺を作るメリットと名刺に書いておく内容、名刺の作り方について解説します。
Webライターに名刺をおすすめする理由


Webライターが名刺を使うメリットを紹介します。
- 知り合いから仕事をもらえるチャンスがある
- 人に思い出してもらいやすい
- 個人事業主として自覚が持てる
知り合いから仕事をもらえるチャンスがある
Webライターの仕事は、クラウドソーシングサイトだけでなく人からの紹介でもらえる場合もあります。そんなときに口頭だけで自分を知ってもらうのは難しいですよね。



イベントでたまたま知り合った方がディレクターをしていて、「ぜひお仕事をお願いしたい」と相談が来たことも!
特にライターは文章を書く仕事なので、相手は実績やポートフォリオを見たいはず。サッと名刺を渡せると、スムーズに自分のことを伝えられて好印象です。
人に思い出してもらいやすい
その場でお仕事につながらなくても、名刺を渡しておけば何かの機会にご連絡をもらえるかもしれません。名刺がないと相手が連絡先を探さなければならず、せっかく仕事をもらえそうでもコンタクトにつながらない可能性も。
名刺は相手の手元に残るので、相手が「あの人ライターの仕事をしてるって言ってたな…」と思い出したとき、連絡をもらえます。
私は副業時代、会社の名刺も持っていました。珍しいからか、会社員時代よりフリーになってからの方が仕事に興味を持ってもらえます。
個人事業主として自覚が持てる
独立して気付いたのは、フリーの仕事では想像以上にメンタルが大事ということ。
Webライターとしての名刺には会社の名前がありません。私は副業時代に名刺を作ってから、個人で働く実感をもつことができました。



時には形から入るのも大事です!
特に今後独立してフリーランスのWebライターとして働きたい人は、副業のうちから名刺を作っておくとモチベーションが上がります。


Webライターが名刺に書いておくこと


Webライターが名刺に書いておくことを紹介します。内容は全て名刺に書くのではなく、URLやQRコードで見られるようにしておくとコンパクトにまとまります。
- 名前
- 肩書き
- ブログなどのポートフォリオ
- メールアドレス
- SNS
それぞれの項目について簡単に補足します。なお、屋号についてはお好みでOK。
名前
名刺に名前は必須です。
本名が無難ですが、Webライターとして使っている名義でもOK。私は副業時代、「柏あかり」という名前で活動しているので、その名前で名刺を作りました。今は独立したため、本名で名刺を作っています。
肩書き
「Webライター」でもいいですが、できれば独自の肩書きがあるとインパクトのある名刺になります。例えば看護師の方がWebライターを始めるなら「看護師ライター」を名乗ると希少価値をアピールできます。
自分でオリジナルの肩書きを考案してもOK。オリジナルの肩書きなら、名乗るのに資格や実績はいりません。これから仕事をもらう予定でも、名乗ってしまえば仕事は後からついてきます。
ブログなどのポートフォリオ
ブログ、ホームページを持っていれば、URLかQRコードを貼って名刺を渡した相手に見てもらいましょう。
Webライターとして仕事をもらうなら、書いたものを見せるのが近道。仕事とのミスマッチも防げます。
ブログについてはこちらに書きました。


メールアドレス
SNSで連絡をとることも増えてきましたが、依然としてビジネスの連絡はメールが主流です。無料のアカウントでいいので、メールアドレスも入れておきましょう。
私はWebライター用のGoogleアカウントを作り、Gmailを名刺に入れています。独自ドメインによる有料アドレスの方が自由度は高いので、こだわりたい人はそちらでも。
SNS
X(Twitter)、Instagram、noteなどのSNSアカウントを持っていれば、そちらも掲載しておきましょう。日頃の発信には人柄が出るので、そちらを見て依頼したいと思う人もいるはずです。
渡した相手とつながっておけば、名刺以外にも思い出してもらうきっかけを作れます。
デザインができなくてもできる、名刺の作り方
ネットで名刺を検索すると、オシャレなデザインが出てきて「こんなもの作れない」と戸惑う人もいるかもしれません。もちろんデザインが素敵な名刺は相手の印象に残りますが、個人的にはシンプルなデザインでも十分だと思います。



Canvaがあればデザインソフトがなくても、デザイン初心者でも名刺を作れます。
名刺の作り方をまとめました。
1,000円未満で作れるので、迷ったらとりあえず作ってみましょう!更新する必要があれば、その都度作り直せばOKです。
今回はCanvaを使っていますが、よりオシャレな名刺を作りたいならココナラで名刺作成を依頼するのがおすすめ。
Canvaでテンプレートから編集する


Canvaはブラウザで使えるデザインソフトです。無料でも使えますが、名刺を作るなら有料プランがおすすめ。トライアルもあるので、まだ加入していない方はこれを機に使ってみましょう。
Canvaで「名刺」と検索すると名刺のテンプレートが出てきます。サイズは55mm×91mmが一般的。テンプレートを探すときは「ライター 名刺」と検索すると、使いやすいデザインが出てきます。
テンプレートにはあらかじめ写真、文字が入っているので、自分用に書き換えます。色や文字の大きさ、フォントも変えられるので、自分好みにアレンジしましょう。
PDFデータでダウンロードする
デザインを作ったら、PDFデータでダウンロードします。


印刷するときはカラープロファイルを「CYMK」にしましょう。画面の色(RGB)のままPDFデータを作ると、印刷したとき色合いが変わってしまいます。
Webと違い、名刺は一度印刷すると修正ができません。PDFの段階で一度、誤字脱字がないかチェックしておきましょう。
ラクスルで注文する


ラクスルで名刺を注文します。納期が長い方が安くなるため、急ぎでなければ3営業日のコースがおすすめ。100部から作成できます。送料含めると、一番安い設定で741円。



メール便を使うと、送料を節約(550円→242円)できます!


注文後に入稿し、裏表の向き、サイズをプレビューで確認します。問題なければ入稿し、到着を待ちます。
まとめ


今回はWebライターの名刺について紹介しました。
「使わないでしょ…」と思うかもしれませんが、いざ作ってみると名刺は意外とお渡しする機会があるツール。相手の手元に残るので、ネットの情報よりも相手の記憶に残ります。
デザインが苦手でも、テンプレートを使えば簡単にキレイなデザインの名刺を作れます。より個性的でカッコいいデザインにしたければ、ココナラで名刺作成を依頼するのもおすすめ。



仕事をもらうための種まきとして、名刺を有効活用しましょう!