Webライターに必要なものを知りたい!という方へ。Webライターをこれから始めたい、あるいは始めたばかりで何をそろえたらいいかわからない…という人もいるでしょう。
この記事ではWebライターに必要なものをソフト面、ハード面に分けて紹介しました。
全て現役Webライターの私が持っているものを率直に書いています!
Webライターに最低限必要なもの3選【ハード編】
Webライターに最低限必要なものは、たった3つです。
- パソコン
- ネット環境
- 銀行口座
ソフトが必要な動画編集やWebデザインと違い、Webライターに必要なアイテムはかなり少なめです。
パソコン
Webライターを始めるならパソコンは必須。スマホだけでも連絡や簡単な口コミ投稿くらいはできますが、本格的に記事を書くためにはスマホだけだと不十分です。
スペックの高いパソコンは必要なく、今すでに持っているパソコンがあればそちらを引き続き使いましょう。
パソコンを持っていないけど、そこまでお金をかけられない…という方はChromebookがおすすめ。ネット環境さえあればWebライターに必要な機能を全て揃えられます。
通常のパソコンだと10万円くらいかかるモデルも多いのですが、Chromebookは4万円程度で購入できます。
私もサブPCにChromebookを使っています!Webライターとして使っていて、特に不便を感じたことはありません。
Chromebookを実際に使った感想はこちら。
ネット環境
Webライターにネット環境は必須です。
こちらも特別ハイスペックな回線は必要なく、一般的なものでOK。もしパソコンをこれから購入するなら、ネット回線も一緒に契約すると割引になることも。
フリーWi-fiはセキュリティ上のリスクがあるため、Webライターの仕事に使うのはおすすめしません。
銀行口座
報酬の受け取りに銀行口座を用意します。
普段使っている口座でも問題ないのですが、おすすめは楽天口座。クラウドワークスやランサーズの振込手数料が500円→100円とかなり安くなります。
楽天銀行の振込手数料(税込) | 100円 |
他行の振込手数料(税込) | 500円 |
ネット銀行なので開設も簡単。一定の条件を満たせばATMの手数料を無料にできます。
Webライターに最低限必要なもの3選【ソフト編】
ソフト面で必要なものも紹介しておきます。
- メールアドレス
- Googleアカウント
- クラウドソーシングサイトのアカウント
パソコンさえあれば、全て無料でそろえられます。
メールアドレス
クラウドソーシングサイトやチャットツールの登録、何をするにもメールアドレスは必要です。
普段使いのアドレスも使えますが、Webライターを始めるなら専用のメールアドレスを作っておきましょう。他のメールと紛れて、連絡に気付かなかった…などの事故を防げます。
私はGmailを使っています!
「信頼性の高い独自ドメインを使うべき」という人もいますが、今のところGmailで特に困っていません。
Googleアカウント
Webライターでは、Googleドキュメントやスプレッドシートをよく使います。これらを閲覧・編集するにはGoogleアカウントが必要です。
こちらもプライベートと混同しないように、Webライター用の新規アカウントを作成するのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトのアカウント
Webライターを始めるのであれば、クラウドソーシングサイトの登録は必須です。
最低でもクラウドワークスとランサーズには登録しておきましょう。メールアドレスがあればすぐに登録できます。
ほとんどの方はクライアントとのコネクションを持たず、実績もない状態でゼロからスタートするはず。最初の案件を受注するためには、まずクラウドソーシングサイトで実績を積む必要があります。
私もクラウドソーシングサイトからWebライターデビューしました。
Webライターが持っていると便利なもの5選【ハード編】
必須ではないものの、Webライターが持っていると便利なアイテムを紹介します。
- 記者ハンドブック
- 辞書
- モニター
- キーボード&マウス
- プリンター
「とりあえず始めてみたい」という場合は必要ありませんが、将来も書く仕事を続けていくならそろえておきましょう。
Webライターで稼いだ収入で順次そろえるのもアリです!
記者ハンドブック
Webライターを始めると、気を付けたいのが表記の統一。
記者ハンドブックは正しい表記で整った文章を書くために便利です。同音異義語や漢字の送り仮名が書いてあり、書き方に迷ったときは記者ハンドブックのルールに従えばOK。
手元に置いておくだけで頼もしい1冊です!
「及び/および」「Web/WEB」など、一部の単語には何通りか書き方があります。違う表記が混在するミスが「表記揺れ」です。
文章の質を上げるにはこの表記揺れをなくす必要があります。多くの案件ではマニュアルが用意されていますが、マニュアルはあくまで目安。
マニュアルにない表記を考える場合や、そもそもマニュアルがない場合には記者ハンドブックが役立ちます。
辞書
意外と使うのが辞書。私は大辞林を使っています。
購入すると特典でアプリでも辞書を引けるので、紙は重そうだし不便…という方にもおすすめ。
文章を書いていると、言葉の使い方でふと疑問を持つことがあります。ネットで検索してもいいのですが、常に正しい答えが見つかるわけではありません。
また、辞書があると言葉の意味を正しい引用元から引っ張ってこられます。信頼できる情報源から引用していると、読者も安心して記事を読めますよね。
言葉を使うプロフェッショナルとして、辞書は1冊手元にあると安心です。
モニター
もちろんノートパソコン1つあればWebライターの仕事はできますが、モニターがあるとより効率よく作業できます。
例えば記事を書きながら調べものをする場合、モニターが1つしかないとブラウザと文書ソフトを同時に広げられません。モニターがあると複数のアプリを同時に見られます。
私はPixioのモバイルモニターをサブとして使っています。リーズナブルな値段でキレイに映るのでおすすめ。私が使っているものは終売になってしまったので、参考として似たものを載せておきます。
キーボード&マウス
キーボードとマウスも基本的には備え付けのもので十分ですが、自分に合ったものを購入すると仕事が捗ります。
キーボードの配列やタイピングの感触、カラーにも好みがあります。Webライターとして作業環境を整えるなら、投資してもいいかもしれません。
マウスも同様、使いやすいものを探しましょう。
個人的にはトラックボールが付いているものが使いやすいです!
この辺はもっと詳しく紹介しているサイトがあると思います。他のサイトを見るか、家電量販店で実際に触って探してみましょう。
プリンター
プリンターが家にあると、校正に役立ちます。私はZINEを作っていることもあり副業Webライター時代に購入しました。
書いた文章のチェックもWebライターの仕事です。画面の上でも校正はできますが、印刷した紙の方がやはり精度が上がります。
私が使っているのはブラザーのモデル。コスパがいいので、校正で大量に印刷しても低コストに抑えられます。
Webライターが持っていると便利なもの【ソフト編】
次はソフト編。ほとんど無料で使えますが、一部有料です。
- チャットツール
- 画像素材ツール
- SEOツール
- 校正ツール
- ブログ
多くのツールには無料プランがあるので、無料で使ってみて必要性を感じたら有料プランを検討しましょう!
チャットツール
Webライターの連絡ツールとして、チャットツールを使う場合があります。今までに私が使ったツールは次の3つです。
- Chatwork
- slack
- Microsoft Teams
クライアントから「このツールを使ってください」と指示があるので、基本的には必要になってから導入すればOKです。
無料プランになると一定期間後にメッセージが読めなくなることがあるので、ログイン情報など継続して使う情報はメモしておきましょう。
基本的にチャットツールは無料版だけで十分使えます!
画像素材ツール
記事に画像の挿入を頼まれることがあります。画像素材をダウンロードできるサイトがあるので、登録しておくと便利です。
私が使っているのは次の3つ。
- Canva
- いらすとや
- Adobe stock
Canvaは無料プラン、有料プランがあります。無料プランのままでも使えますが、有料プランにすると素材の選択肢が大幅に増えます。私はブログも運営しているので、有料プランを契約しています。
案件によってはクライアントが画像素材を用意している場合もあるので、こちらも必要になってから用意すればOKです。
SEOツール
Webライターにとって外せないのがSEO対策。自分が書いた記事を検索上位に表示させるために使用します。
私がメインで使っているのは、次の3つ。
SEOツール | 特徴 |
ラッコキーワード | サジェストキーワードを取得できる 無料版あり |
再検索キーワード調査ツール | 再検索キーワードを取得できる アカウント登録不要、無料で使える |
Ubersuggest | 検索ボリュームを取得できる Chromeの拡張機能、無料版あり |
有料のSEOツールもありますが、基本的に無料版で事足ります。
余談ですが、私の場合はSEOツールに加えてSEO検定という資格も取りました。もしSEOを勉強したい方で興味があったら、ぜひ参考にしてください。
校正ツール
Webライターの仕事でぜひ使ってほしいのが、校正ツールです。無料で使えるサービスもありますが、有料のものがおすすめ。
チームや企業で働いていれば誰かに文章のチェックをお願いできますが、個人で働いていると自分だけで校正を行わなければいけません。
自分の文章は、人の書いた文章をチェックするより見落としが多くなりがち。これは無意識に脳内で補完して読んでしまうから。
ミスの多い原稿をクライアントに提出すると、ライターとしての信頼を損ねてしまいます。
校正ツールは、自分の目で気付かない誤字やわかりにくい表現を指摘してくれます。Webライターで稼げるようになってきたら、ぜひおすすめしたいのが校正ツールです。
私は文賢を使っています。
ブログ
Webライターにおすすめしたいのが、WordPressで作る有料ブログ。ブログはポートフォリオとしても使えるほか、育てれば広告収入や営業ツールとしても活用できます。
Webライターの仕事は本文を書くだけでなく、WordPress入稿や構成案の作成も含まれます。自分でブログを運営しているとSEO対策やWordPressの操作が身につくので、Webライターとしてのスキルも身につきます。
ブログに興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
今回はWebライターに必要なもの、あると便利なものについて紹介しました。
Webライターに絶対必須なのはパソコンとネット環境、銀行口座くらいです。しかしWebライターとして長く活動を続けるには、ガジェットやツールをそろえておくのがおすすめ。
Webライターの多くは、出来高制の仕事です。
積極的に自己投資して、クオリティの高い文章をたくさん書けるWebライターを目指しましょう!
このブログでは他にも、Webライター向けの記事を書いています。良かったら他の記事も参考にしてください!