『SEO×生成AI 黄金の教本』Webライター・ブロガーがレビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。

6/10に発売された、『SEO×生成AI 黄金の教本』を一通り読んだのでレビューを書いてみました。

「今のSEO対策って結局何をしたらいいの?」「SEO対策のためにSNSも必要って本当?」という方にぜひ読んでほしい本です。ただし400ページとボリュームも大きく高度な内容も多いので、実際に手を動かしながら消化していくのがおすすめ。

著者の1人、柏崎さんのSEOツールを日頃から使っており、AIの使い方も知りたかったので購入!

この記事では『SEO×生成AI 黄金の教本』の内容や読んだ感想、この本をおすすめしたい人をまとめました!

ちなみに読んだ人のレベル感はこんな感じです。

この記事を書いた人

  • 医療系、教育系メインで活動しているWebライター
  • ブロガー2年目(月間PVは1.4万くらい)
  • 基本的なSEO対策はわかるものの、生成AIや技術的なSEO対策は微妙…。
目次

『SEO×生成AI 黄金の教本』の概要

¥2,640 (2025/07/12 16:35時点 | Amazon調べ)

まず本書の概要をまとめました。

本のタイトルSEO×生成AI 黄金の教本
著者柏崎 剛、吉岡 智将(サンツォ)
価格単行本(ソフトカバー):2,640円(税込)
Kindle:2,587円(税込)
発売日2025/6/10
出版社技術評論社

この本の主題は「サバイバル」。時代の変化に取り残されず、副業や本業で生き残ることをテーマにしています。

柏崎 剛さんはSEO対策コンサルタントとして最前線で活動されている方です。

SEO対策の理論だけでなく、ご自身で実践された経験を発信されています!

再検索キーワード調査ツール」「検索ボリューム調査ツール」などのSEOツールを開発・無料で公開されており、私もツールにはいつもお世話になっています。

検索順位チェックツール「GRC」がエラーになった時は、代わりに検索順位を調査できるツールを提供されていました。

サンツォさんは「マクサン」ブログで有名な副業ブロガー。ブログ・SNSのノウハウを発信しているので、ブロガーならフォローしておくと役立ちます。

「マクサン」ブログは、ブログ系のキーワードで検索しているとよく見かけます。私はブログのPVについて調べたときに見付けました。

『SEO×生成AI 黄金の教本』の内容

本書は7章構成。章ごとのざっくりとした内容を紹介します。

1章生成AIの概論
2章生成AIの活用例
3章SEO対策の基本
4章SEO対策に役立つ、生成AIのプロンプト作成例
5章E-E-A-TとSNS
6章最先端のSEO対策(技術的な話多め)
7章ワンランクアップするためのSEO対策

個人的に見どころだと思ったのは4章と6〜7章。1〜2章は一度ざっくり読んで理解しておけばOK、3章はSEO対策の総復習として利用しました。

全てをじっくり読むのは大変なので、メリハリを付けて学習すると効率が良さそうです。

『SEO×生成AI 黄金の教本』をWebライター・ブロガーが読んだ感想

最初から最後まで一通り読んだレビューを紹介します。

  • AIの概要からSEOの技術的なトピックまで、てんこ盛り
  • 実際に手を動かしながら読み進めるのがおすすめ
  • 後半のSEO対策は難しめ

私はSEO対策に関しては中級者レベル、生成AIは初心者レベルです。感想はそれを念頭に置いて参考にしてください。

生成AIの概要からSEOの技術的なトピックまで、てんこ盛り

タイトルに「SEO✕生成AI」と書いているだけあり、両方をしっかり学ぶのに十分なボリュームでした。

生成AIについては実際のプロンプト例もあるので、真似して入力するだけでその日から記事作成に使えます。「AIなんもわからん…」から踏み出すきっかけになりました。

生成AIについてはいろいろなモデルが載っていますが、まずは気になったものを使うつもりです。

SEO対策については、初心者よりはすでにある程度知識がある人向けだと感じました。私は以前SEO検定1級を取得していたので、前半は復習として活用しました。

実際に手を動かしながら読み進めるのがおすすめ

生成AIの内容については特に、実際に書いてある通り実践しながら本書を読み進めると学習効率が高いです。

ボリュームが大きいこともあり、こういう本はざっくり読んで理解したつもりになってしまいがち。特にブログを運営している方は生成AIを使いながら、実際に1記事書いてみると見につきます。

このブログはほぼ一次情報。
本文は自分で書いていますが、キーワード選定や見出しの作成は生成AIを使い始めました!

手直しは必要ですが、一から自分で完成させるよりもコストはかかりません。

購入者特典で、コピペして使える限定プロンプトも使えます!

後半のSEO対策は難しめ

6章の内容は専門用語やコードの話も出てくるので、Webライターやブロガーとして2年以上活動していても知らない話が多めでした。

6章に出てくるSEO対策の例

  • ランダムサーファー/リーズナブルサーファー
  • 構造化マークアップ
  • ウェブバイタル

ネットで調べるより体系的で信頼性が高いので、あまりピンとこなくてもとりあえず一通り読んでみるのがおすすめです。

今後もSEO対策に関わる中で、辞書代わりに手元に置いておくのもいいかも。この辺は職種や目標によって取捨選択すればOK。私は一通り読んでおき、今後必要になれば復習するつもりです。

『SEO×生成AI 黄金の教本』をおすすめしたい人

私が『SEO✕生成AI 黄金の教本』をおすすめするとしたら、こんな人にします。

  • PV、収益で伸び悩んでいるブロガー
  • AIの使い方に悩むWebライター
  • 企業でSEO対策に関わる人

PV、収益で伸び悩んでいるブロガー

ブロガー向けの書籍は何冊も出ていますが、今から購入するならこの本がおすすめ。理由はこの本がかなり最近発行されている点と、著者が現役でSEO対策に関わっている点です。

というのも少し前の本になると、当時と今で状況が変わってしまったためにあまり参考にならなかったりします。昔は正しかった情報が、今も正しいとは限りません。

特に現在は法人ドメインが強く、個人ブログで昔のように稼ぐのは至難の業。

さらにネットを調べれば
「ブログで◯◯万稼ぐ!」をうたった高額な情報商材や真偽不明の記事が溢れており、何を信じればいいのかわからくなることも。

SEO対策は少し前の常識が通じない世界。買い切り2千円台で、現役でSEO対策に関わる人から信頼性の高い情報を学べるのは心強いです。ブログ運営で結果を出すためにも、今役に立つ情報をインプットしましょう。

AIの使い方に悩むWebライター

Webライターもまた、生成AIやSEO対策と関わりの深い仕事です。特に単純な情報のまとめであれば生成AIで作れるため、残念ながらこれから淘汰されるWebライターも出てくるでしょう。

記事作成より上流のSEO対策や、生成AIを駆使しつつより質の高い記事作成ができるようになれば、今後も必要とされるWebライターになれるはず。

私のようにフリーランスのWebライターとして働いていると、
「生成AIに書いてもらえばいいや」と思われた時点で仕事がもらえなくなってしまいます…。

ただ記事を書くだけではなく、SEOに強いコンテンツを作成してクライアントに貢献するためにも、本書はWebライターにおすすめです。

企業でSEO対策に関わる人

本書は基本から応用まで幅広くカバーしているため、本書はもともとSEO対策に詳しい人も新しい知見が得られます。

普段から業務でSEO対策に携わっている人でも、日々の業務で最新の情報まで追えていない…という人は多いはず。基本的な情報の復習はもちろん、情報をアップデートするためにも本書はおすすめ。

情報が新しくて信頼性が高い情報を探すのは大変…。

私が見た範囲では、信頼性が高いかつ最近のSEO対策を体系的にまとめたコンテンツは他に見つかりませんでした。

「キャッチアップしなきゃな~」と思いつつ、ついつい後回しにしている人にはぜひ読んでみてほしい一冊。

まとめ

今回は『SEO×生成AI 黄金の教本』の内容と感想レビューを紹介しました。

¥2,640 (2025/07/12 16:35時点 | Amazon調べ)

この本をおすすめしたい人

  • PV、収益で伸び悩んでいるブロガー
  • AIの使い方に悩むWebライター
  • 企業でSEO対策に関わる人

最新のSEO対策、生成AIを知りたい方にはぜひおすすめしたい本です。400ページあるので、全てを完璧に読み込むというよりは自分が必要だと思った部分だけ読めばOK。

気になる方はぜひ購入してみてください!

読んで終わりではなく、本書を手元に置きながらSEOライティングやブログ記事の質を上げていくつもりです。

本書の主題通り、フリーランスのライターとして生き残れるように活用させていただきます!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

目次