大宮の書店「本と喫茶 夢中飛行」へ行ってみました!
シェア型書店と新刊が並び、カフェスペースもあります。お店のイチオシはアップルパイ。シェア型書店を始めたい方にはもちろん、書店や古本屋が好きな方にもおすすめの書店です。
この記事では「本と喫茶 夢中飛行」店内の様子や、棚主になるとできることを紹介します。
気になっている方はぜひ、この記事を参考にしてください!
「本と喫茶 夢中飛行」の概要
「本と喫茶 夢中飛行」の場所や営業時間を紹介します。
場所 | 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-56 ks’氷川の杜201号室 |
営業時間 | 11:00 – 18:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
棚主にかかる費用 | 棚の料金 3,300円/月 |
ホームページ | https://muchu-hiko.com/ |
大宮駅から歩いて10分くらいの場所にあります。お店の看板が目印。
お店のほか、イベントや棚主のお店番をしている日もあります。
2024年9月現在、棚主を募集していました。シェア型書店の棚主に興味がある方はぜひ、一度行ってみてください!
「本と喫茶 夢中飛行」へ行ってみた様子
実際に「本と喫茶 夢中飛行」へ行ってみました。
ビルの2階にあります。
シェア型書店
シェア型書店とは、複数のメンバーで運営する書店のこと。
私もでこぼこ書店で棚を運営しています!
本好きなら、本屋になることを夢見ていた人もいるはず。シェア型書店なら、一棚から書店を運営できます。
「本と喫茶 夢中飛行」のシェア本棚はこんな感じです。
棚がズラリと並びます。古本のほかにフリーペーパーを置いている方もいました。古本が多めですが、自分で作ったZINEを並べてもOK。
十文字学園女子大学の研究室も棚を持っていました!私が大学生のころ棚を作っていたら、大正文学ばかり並べていたかも…。
シェア本棚に行くとよく見てしまうのが、旅をテーマにした本棚。こちらはアフリカをテーマにした「ブラウエさん家のシークレットブック」。
沢木耕太郎の『天涯』も発見しました。文庫本しか見たことがなかったのですが、写真が見やすいですね。
レジ下にはZINEも置いています。棚主の共同制作で作った『それいけ!ポンコツ』と、100円でショートショートを購入できるおみくZINE。ZINE部もあり、今後もZINEを制作するようです。
『それいけ!ポンコツ』はうらわ本のやまで購入。大宮の街歩きにピッタリです。
新刊「CHICACU Bookstore」
店内にはデザイナーの方が運営する「CHICACU Bookstore」も。入口付近と店奥の一部に新刊を置いています。
この日は内沼晋太郎『これからの本屋読本』を購入しました。
カフェスペース
店の奥にカフェスペースがあります。静かで眺めもよく、ゆっくり本を読めます。
「本と喫茶 夢中飛行」の棚主になるとできること
「本と喫茶 夢中飛行」の面白いところは、棚主同士のコミュニティが築けること。
棚主になるとどんなことができるのか、お店の方に聞いてみました。
本棚の運営
棚の一つを自分だけの本屋として運営できます。サイズは幅 60㎝×奥行 27㎝×高さ 30cm。幅が広めなので、ゆったり本を並べられます。
特定の本棚にファンがつくこともあるようです!
本は売るだけでなく、貸し出しもできます。自分のすすめた本を読んでもらいたいときに便利。
本のレンタル
年会費を払えば本を借りられます。自分の好きな本を発信するだけでなく、他の棚主がおすすめした本を読むのも楽しめます。
本好きにとって、悩ましいのが本を買いすぎてしまうこと…。
レンタルできるのはありがたいですよね。
イベント、1日店長
本棚の運営だけでなく、イベントの企画や1日店長にも挑戦できます。
もちろん棚の運営だけでもOK。読書会やトークイベントなど、アイデアがあれば挑戦するきっかけになります。
コミュニティ
シェア本棚の棚主になると、限定のオープンチャットに参加できます。棚替えやzoomによるミーティングなど、棚主同士で関わる機会もあるようです。
シェア型書店はいくつか行ってみましたが、「本と喫茶 夢中飛行」は特に棚主同士の交流が活発な印象を受けました!
御書印
御書印も受け付けています。私も集めているのでもらってきました。
飛行船が素敵です。
「御書印って何?」という方はこちら。
まとめ
今回は大宮のシェア型書店、「本と喫茶 夢中飛行」について紹介しました。シェア型書店の中でもコミュニティの機能が大きく、本が好きな人だけでなく本を通して人と関わりたい人にもおすすめのお店です。
棚主になるにはまず説明会へ参加する必要があります。興味があればぜひ一度行ってみてください。
私もでこぼこ書店にてシェア型書店「たいやき書房」を運営しています!
古本、ZINEを集めた本棚です。埼玉で書店巡りをする際は、ぜひでこぼこ書店にある私の棚ものぞいてみてください!