ごーすと書房に行ってみた!【本屋の本を売る本屋】

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ごーすと書房のポスター

先日、でこぼこ書店に出張販売をしていたごーすと書房にお邪魔しました!

ごーすと書房とは、本屋が作った書籍・ZINE・リトルプレスを販売している出張型の書店です。

決まった店舗はなく、イベント出店や本屋の中に出張する形式で活動しています。

「本屋の本」を扱うという、変わったコンセプトの本屋さんです。
チャンスがあれば、ぜひ行ってみてください!

営業日時はXのアカウントにて投稿しています!

目次

ごーすと書房とは?実店舗を持たない出張型の本屋

ごーすと書房さんのロゴ

ごーすと書房は、「本屋の本を売る本屋」をコンセプトにしている出張型の本屋です。

東京・千葉・埼玉・神奈川を中心に出張販売をされています。

ごーすと書房の概要をざっくりまとめました。

場所イベント、独立書店の店内
(東京・千葉・埼玉・神奈川が中心)
営業時間不定期(note、X参照)
notehttps://note.com/questionfours
Xhttps://x.com/question4s

「ごーすと」と名前が付いていますが、ホラー系の本を扱っているわけではありません!

「ごーすと」という名前の通り、場所も営業日も神出鬼没。関東在住の方は、そのうちお近くでごーすと書房が出店するかも。

営業記録をnoteで、出店の予定をXで投稿しています。

取り扱っている書籍は、noteで見られます。

ごーすと書房へ行ってみた感想

2025年10月6日に、ごーすと書房がでこぼこ書店で出店していたので行ってみました。

でこぼこ書店
でこぼこ書店

でこぼこ書店についてはこちら。

私が行った日は、埼玉県のでこぼこ書店2階で出店していました。

店主の方ともお話しながら、本をじっくり吟味。

全国各地の書店から、本やZINEが集まっています!

ごーすと書房さんの売り場1
ごーすと書房の売り場1
ごーすと書房さんの売り場2
ごーすと書房の売り場2
ごーすと書房さんの売り場1
ごーすと書房の売り場3

「本屋の本」という独特なコンセプトが面白い

本の数は決して多くありませんが、「本屋の本」という独特なコンセプトの元で選りすぐりの本が集まっていました!

本屋好きにとって魅力的な本が集まっています。

一般的な大手書店では流通していない、ZINE・リトルプレスも販売しています。

中には閉店した書店や、店舗での営業を一時的にストップしているお店の本も。

店主のセンスで選ばれたラインナップを見るのが独立系書店の醍醐味。ごーすと書房の棚でも、思いがけない本との出会いがあるかもしれません。

他の本屋を知るきっかけにも

ごーすと書房の本が、まだ知らない他の本屋を知るきっかけにもなります。

私が本を選んでいると、店主さんが発行元の本屋について教えてくれました。

ごーすと書房のnote「ごーすと書房:本屋の本を売る本屋」を始めます。」でも、本屋を始める意義として次のように書かれていました。

 独立書店と呼ばれる本屋の中には、自店オリジナルの書籍・ZINE・リトルプレスを発行する動きが増えてきています。

 「名は体を表す」と言いますが、「本は本屋を表す」と言え、それぞれの本屋のコンセプトやカラーを色濃く反映した出版物が多いです。

 こうした本が一堂に会する場があれば、直接的な売上を得る意味でも、お店の認知度を上げる点でも意義があるのでは、と考えていました。

「ごーすと書房:本屋の本を売る本屋」を始めます。より引用

本は作り手の個性を色濃く反映しています。

本屋はネットでも調べられますが、実際のコンセプト・カラーまで知るのは難しいはず。その点、実際の本はネットで伝わらない本屋の魅力を伝えてくれます。

ごーすと書房で手に取った本から、行ってみたい本屋が見つかるかもしれません。

購入品&おすすめの本

ごーすと書房には、今まで2回お邪魔しています。

1回目は『本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集』を購入しました。

本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集
本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集

小鳥書房は国立市の出版社&本屋さん(本屋は現在閉店し、別の本屋さんが入居する「小鳥書房アパートメント」が営業中)。『本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集』は「とり」をテーマにした作品を集めた詞華集です。

店主を含めた審査員が厳選した「小鳥書房文学賞」受賞作の12作品を収載しています。出版社もされている小鳥書房さんだからこそ作れた本です。巻頭、巻末には小鳥書房の写真が載っています。

ごーすと書房の本だと、そぞろ書房の「そぞろ日記」もおすすめ。

そぞろ日記 vol.1
そぞろ日記 vol.1

そぞろ日記とは、高円寺の書店・そぞろ書房ができるまでの日記。

そぞろ書房は、本屋を始めると決めてから3ヶ月でお店をオープンしています。『そぞろ日記』は開店準備のドタバタや、2023年の活動内容を書いたお店の公式ZINE。

マンガや本のレビューも書いてあります。
雑多ながら楽しい作りがお店の雰囲気と似ているかも。

実際のそぞろ書房を紹介した記事も書いています。

2回目は、STORIES Vol.0(alnwick books)、本と旅する(Bookstore & Gallery 出発点)を購入。

alnwick booksは北千住にある古書店、出発点は文京区湯島にある書店&ギャラリーです。

どちらのお店も、ごーすと書房さんをきっかけに知りました!

ごーすと書房で購入した本
ごーすと書房で購入した本

まとめ

今回はごーすと書房について、活動内容や実際に行ってみた感想を紹介しました。

「本屋の本」というテーマで本が並ぶ、とても不思議な書店。特に本屋が好きな方にとっては、今まで知らなかった本屋を知るきっかけになるのでぜひおすすめしたいです。

しかも幽霊のように限られた日時・場所でしか出会えません。次はあなたの住む街にも来てくれるかも。

お近くにごーすと書房が出店される時は、ぜひ立ち寄ってみてください!

このブログでは、他にも独立系書店の紹介をしています。ぜひ他の記事も読んで、気になった書店に足を運んでみてください!

ごーすと書房のポスター

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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