文学フリマ東京39に出店者として行ってみた!【イベントレポ】

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文学フリマ東京39会場

開催から時間が経ってしまいましたが、12/1の文学フリマ東京39に出店したのでイベントレポートと振り返りを書いていきます!

アンソロジー『エモセルシオールでエモーヒー』はお陰様で多くの方に購入していただきました!

『エモセルシオ―ルでエモーヒー』

ありがたいことに既刊もほぼ完売!

購入できなかった方は申し訳ありませんでした…。

当日販売していた新刊、既刊はBASEから購入できます!

文学フリマ東京40に出店される方、今後の文学フリマで作品を売りたいと思っている方の参考になれば幸いです。

目次

文学フリマ東京39 開催概要

文学フリマ東京39の看板

文学フリマ東京39の開催日時、場所や当日の来場者数をまとめました。

開催日時2024年12月1日
12:00〜17:00
場所東京ビッグサイト
入場料1,000円
出店ブース2623ブース
来場者数14,967人(出店者:4026人、一般来場者: 10941人)

文学フリマ東京は前回から入場料が有料になったものの、来場者数は右肩上がり。今回から会場がビッグサイトになりました。

文学フリマ東京38のイベントレポートはこちら。

文学フリマ東京39 当日の様子

文学フリマ東京39、当日の様子を写真付きで紹介します。

今回私は友人に売り子を頼み、2ブース4人で参加しました。ブースはこんな感じ。

文学フリマ東京39 当日のブース
当日のブース

「エモセルシオールでエモーヒー…?」と通りすがりに呟いていかれる方も。目線の位置にポスターがあると目に留まりやすいです。

ポスタースタンドはこちらを使っています。安いし組み立ても簡単なので、持ってない方はおすすめ。

敷いている布はこちら。テーブルクロスでは合ったサイズがなく、マルチクロスを使用しました。2ブース分だとやや大きめの布じゃないと面積が足りなくなってしまいます。

前回の文学フリマまでは一人参加だったので、声掛けや会計を全て自分だけで回す必要があり大変でした。今回は売り子さんと分担してできたので、かなり楽に。

アンソロジーに寄稿してくれた、ナレーター・作家の有野優樹さんと友人を連れて参加。当日はみんな心強い存在でした。

文学フリマ東京39当日の様子
私と有野さん、友人2名

今回から会場がビッグサイトに

東京ビッグサイト
東京ビッグサイト

前回までは東京モノレール沿いの流通センターで開催していましたが、今回から場所は東京ビッグサイトへ。

私にとっても初めてのビッグサイトでした!

今回も混雑しており所々通路が狭く感じたものの、流通センターよりも会場が広いお陰で全体的には前回より周りやすかったように感じました。

会場が広いため、ブースによっては回りきれない

会場が広いため、残念ながら当日ゆっくりブースを見て周る余裕はありませんでした。事前にSNSで見たブースや、以前からお付き合いのあったブースのみ周ることに。

規模が大きくなってしまう以上、偶然の出会いが減ってしまうのは仕方ないのかも…。

ZINEのイベントにはより小規模なものもあるので、私はどちらも出店するようにしています。

作品を売る機会は文学フリマだけではありません。もし文学フリマは規模が大きすぎて疲れてしまう…という方は、他のイベントも一度参加されてみることをおすすめします!

ZINEを販売できるイベントはこちらにまとめています。毎月更新していますので、ぜひ定期的にチェックしてください!

他の出店者、読者と交流することも

直接他の作家さんや読者と交流できるのも、イベントの醍醐味の一つ。特に文学フリマ東京は大規模なイベントなので、普段は東京以外を活動拠点にしている人も多く参加しています。

友人やアンソロジーに寄稿してくれた方、そのお知り合いも来てくれました!

これだけたくさんの人に作品を届けられるのは、文学フリマ東京だけ。実際に文学フリマで出会ったことをきっかけに、作品のファンになってくれた方もたくさんいます。

問題点も書いてはいますが、文学フリマがこれだけ活気づいていること自体は喜ばしいことだと思っています。

「文学フリマは売れない」は本当?当日感じた難しさ

規模が大きくなってきたこともあり、文学フリマに対する批判もSNSでちらほら見かけるようになりました。これを読んでいる人の中には「文学フリマで全然売れなかった」という人もいるかもしれません。

私が当日感じた、文学フリマで作品を売る難しさを書いてみます。

  • 作品の質だけでなく宣伝がマストになってきている
  • 商業出版している方、出版社も参加している
  • 準備することが多い

難しいとは感じているものの、規模や知名度を考えると仕方ないのかな…と個人的には思っています。

問題点についてはこちらの記事でも触れています。

作品の質だけでなく宣伝がマストになってきている

去年の文学フリマでは、たまたま立ち寄った方が作品やフリーペーパーを手に取ってくれることがちらほらありました。最近ではほとんどが事前にSNSや書店、Webカタログで知ってくれた方でした。

ブースが多いので、当日までの宣伝がないとなかなか立ち寄ってもらえなかったはず。作品の質だけでなく宣伝の技術が必要になるため、どれだけいい作品を出しても売れるとは限りません。

宣伝の具体的なコツは、こちらで紹介しています。

商業出版している方、出版社も参加している

文学フリマにはすでにプロとして活動されている方や出版社も参加しています。知名度の時点で差があるため、人気のブースと比べると「売れていない」と感じてしまうことも…。

SNSを見ると他のブースの売れ行きも見えてしまうので、つい比べてしまい辛くなる人もいたのかなと思います。

同じ作品でもZINEフェスやローカルなイベントでより読んでもらえたこともありました。
同じクリエイターとしては、文学フリマで思ったように売れなくてもめげずに創作や出店を続けてほしいです…!

準備することが多い

文学フリマ東京は出店者、来場者ともに毎回増加しており、今後もその傾向は続くでしょう。売れるためにはSNSの宣伝、Webカタログの更新、什器の準備…と開催前から当日までタスクは尽きません。

多くの方はアマチュアとして普段仕事をしながら参加しているため、普段の生活、創作活動と並行してイベントの準備を進めるのは大変。特に遠方から参加している方は、これらに加えて新幹線やホテルの手配も必要です。

大規模なイベントで人に見てもらうチャンスも多い分、出店のハードルが高くなっていると感じました。

文学フリマ東京40の開催はいつ?イベント概要

次回の文学フリマ東京40は2025年5月11日。

まだ出店者を募集しているので、参加される予定の方は忘れず申し込みましょう!

開催日時2025年5月11日
時間は調整中
出店者申し込み締め切り2025年2月18日
場所東京ビッグサイト
入場料1,000円
出店ブース2623ブース
文学フリマ東京39会場

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この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

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