BOOTHとBASE、どっちがおすすめ?比較してみた

当ページのリンクには広告が含まれています。

「ネット通販を始めたいけど、BOOTHBASEどっちがいいか迷ってる…」という人へ。

私はBOOTHとBASEの両方を使ってZINEを販売しています!

BOOTHとBASEはどちらもネットショップを開設できるサービスです。とにかく簡単に安く販売したい人はBOOTH、デザインや機能にこだわってしっかり販売を続けたい人にはBASEがおすすめ!

この記事ではBOOTHとBASEの比較と、それぞれのサービスが向いている人についてまとめました。

ぜひ通販を始める際、参考にしてください!

ちなみに、私が実際に運営しているショップはこちら。実物もぜひ参考にしてください。

BOOTH↓

BASE↓

目次

BOOTHとBASEの比較

BOOTHBASEを比較した内容を、表でまとめました。

BOOTHBASE
月額
(オプションなし)
無料無料
手数料
(自宅から発送した場合)
5.6%+22円6.6%+40円
(決済手数料 3.6%+40円
サービス利用料 3%)
デザインの自由度低い高い
開設の手軽さ簡単やや手間
匿名配送
note、インスタ連携×
クーポン発行×
集客しにくいしやすい

集客についてはBASE、BOOTHどちらもサポートがあるものの、基本的には自分でブログやSNSを使う必要があります。

各項目について、より具体的に説明します。

手数料

そこまで大きな差ではないものの、手数料はBOOTHの方が安くなります。

BOOTHの手数料は以下の通り。倉庫から発送する場合、手数料のほか保管料が発生します。

発送方法手数料
自宅から発送(商品価格+送料)×5.6%+22円
倉庫から発送商品価格×5.6%+22円+26円(倉庫発送手数料)
ダウンロード  商品価格×5.6%+22円

BASE(スタンダードプラン)の手数料は以下の通り。決済方法によって変動はあるものの、BOOTHよりやや高めです。

決済方法決済手数料サービス使用料
Pay ID あと払い3.6%+40円3%
クレジットカード決済
コンビニ決済・Pay-easy
キャリア決済(d払いなど)
銀行振込
Amazon Pay4.6%+40円
PayPal
スタンダードプランの売り上げ手数料(2024年11月時点)

デザインの自由度

BOOTHではヘッダーと背景画像のみ変更できます。基本的なデザインは変更できないため、デザインの自由度は低め。

BASEではテンプレートから選択できる上、実店舗の情報や画像の配置も細かく設定できます。

実店舗の情報。Google Mapも組み込めます

後ほど紹介するAppsを使えば、「NEW」「HOT」などのラベルを商品に貼ることも可能。デザインの自由度はかなり高いと言えるでしょう。

「NEW」のラベル(左上)

開設の手軽さ

BASEはデザインや機能が選べる分、設定する項目がやや多いので開設に手間がかかります。

最初だけではありますが、「とりあえずパパっと開設したい」という人にとってはじれったいかも…。

BOOTHはサイトデザインが決まっている分、商品を登録するだけで販売を始められます!イベント販売をメインにして、通販はあくまでサブとして使うならBOOTHが簡単です。

機能

BOOTHにも匿名配送など必要最低限の機能は備わっていますが、BASEの方が豊富な機能を使えます。

BASEのApps(拡張機能)を使うと、好きな機能を追加できます。Appsの例をいくつか紹介します。

  • 匿名配送できる
  • 商品にラベルを貼る
  • Instagram、noteと連携する
  • クーポンを発行する
  • 商品を検索する

集客する上で便利な機能が多く、こだわりのショップを作れます!

集客

BOOTH、BASEの両方に言えることですが、基本的に開設しただけでは購入されません。どちらもSNSやブログなどを使い、自力で集客が必要です。

BOOTH、BASEともに集客をサポートする機能があります。noteやインスタと連携できる分、BASEの方が集客しやすいと感じました。

BOOTHBASE
・イベント、ジャンルごとの特集が組まれることも・公式からクーポン、キャンペーンあり
・note、インスタと連携できる

BOOTHではイベントやジャンルによって特集が組まれています。イベントやジャンルのタグを付けて出品すれば、特集から見てくれる人はいるかも。

BASEではnoteと連携すると、noteのプロフィールからBASEのショップが公開できます。集客に便利。

手続きも簡単。3分くらいで連携できました。実際の手順はこちら。

BASEでは公式がクーポンを配布していることもあります!

割引があると、お客さんも購入しやすいですよね。

自分で設定したクーポンと違って、BASE公式のクーポンで購入された場合の差額はBASEの負担になります!

こんな人にBASEがおすすめ

両方使っていますが、BASEとBOOTHはどちらもおすすめできるサービスです。しかし使い方によって、どちらが適しているかは異なります。

例えばこんな人にはBASEがおすすめです。

  • デザイン、機能を自由に選びたい人
  • 本格的なネットショップを作りたい人
  • 一般向けに販売したい人

サブの販売手段としてではなく、ネットショップでもしっかり販売していきたい人はBASEが向いています!

BASEの始め方については、こちらで解説しています。

\ 30秒でできる /

デザイン、機能を自由に選びたい人

BASEはデザイン、機能が豊富です。多少手間はかかってもショップの作りにこだわりたい人は、BASEがおすすめ。

私は最初にBOOTHを使っていましたが、BASEを使ってみると好みのデザインを設定できるため愛着がわきます。ロゴやカテゴリも配置できるので、ブランディングにも便利。

本格的なネットショップを作りたい人

BASEは本格的なネットショップを作りたい人におすすめ。書店など、個人だけでなく法人として活動している人もBASEを使っています。

イベントのサブとしてではなく、ネット通販でもしっかり売上を出したいならBASEがおすすめ。デザインも洗練されているため、好印象です。

実際に両方運営してみましたが、BASEではイベントに関係なくコンスタントに売れています!
もちろんBOOTHも売れているものの、ほとんどがイベント前後です。

一般向けに販売したい人

BOOTHは同人誌など、ややニッチな印象です。販売しているのもクリエイターに限られます。

BASEは同人誌に限らず本、ファッションや食品も販売できるためより一般的なサービスといえます。より幅広い層に買ってもらいたいと思っているなら、BASEがおすすめです。

こんな人にBOOTHがおすすめ

BOOTH

一方でBOOTHは、とにかく手軽に安く売りたい人におすすめ。匿名配送の設定も簡単で、機能やデザインの選択肢が少ないからこそ設定がすぐに終わります。

  • とにかく手数料を安くしたい人
  • 手軽に通販を始めたい人
  • 同人誌を売りたい人

具体的に解説します。

\ 30秒でできる /

とにかく手数料を安くしたい人

BOOTHはBASEに比べると、手数料が安め。とにかく少しでも手数料を安くしたい人は、BOOTHがおすすめです。

自宅配送の最低金額を比較するとこんな感じです。

BOOTHの手数料BASEの手数料
(商品価格+送料)×5.6%+22円(商品価格+送料)×6.6%+40円~

割合では微々たる差ではあるものの、金額によっては差額が大きくなることも。

手軽に通販を始めたい人

BOOTHは機能、デザインが限られている分、選択肢も少ないのですぐにショップを開設できます。「デザインや機能は最低限でいいので、ササっと通販を始めたい」という人にはBOOTHがおすすめ。

匿名配送も簡単に設定できます。

同人誌・同人グッズを売りたい人

BOOTHでは、同人誌やアクスタなどの同人グッズを売っている人が多いです。これらのジャンルで通販を始めるなら、BOOTHが向いているかも。

BOOTHはpixivと連携していることもあり、文章よりイラストやマンガが多め。これらに当てはまる作品を売るならBOOTHがおすすめです!

まとめ

今回はBOOTHBASEの比較と、実際に使って感じたそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。自分に合っている方を選んで、まずは登録してみましょう。迷ったら両方開設するのも手です!

どちらも登録は無料なので、実際に使ってみて使いやすい方を選んでもOK。私も両方使っています。

ショップを開設したら、SNSやnote、ブログで宣伝しましょう!

ショップを開設してから知ってもらうまでには時間がかかるので、開設は思い立ったらすぐに始めるのがおすすめです!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フリーランスのライター。Webライターやブログもやりつつ、旅行記やエッセイ本を作っています。広告代理店を経て独立し、ライター歴は3年。

このブログではZINEを作る方法やイベント、Webライターのノウハウについて紹介しています!

目次