7/21に開催されたイベント「日記・エッセイZINE市」に出店しました!
出店者が10名ちょっとということもあり、正直に言うと他のイベントよりお客さんは少ないです。その分来てくれた人とコミュニケーションを楽しめるイベントで、イベントというよりはオフ会のような雰囲気です。
小規模な分、出店者の方や来てくれた方との会話を楽しめました。
この記事ではイベント当日の雰囲気や、今後参加したい方に向けて出店者向けの情報を共有します。
ブックターミナルマーケットとは?テーマに沿ったZINEを売るイベント
ブックターミナルマーケットとは吉祥寺で週末に開催され、主にZINEを販売しているイベント。
ブックターミナルマーケットの特徴は、テーマが決まっていることです。
私が出店した「日記・エッセイZINE市」ではその名の通り、日記やエッセイを販売することが条件でした。ただし日記やエッセイが1つでもあれば、他の作品も販売できます。
ZINEだけでなくステッカーやポストカード、キーホルダーを販売しているブースもありました!
そもそもZINEって何?という方はこちら。
ブックターミナルマーケット「日記・エッセイZINE市」の開催概要
場所や開催頻度についてまとめました。
開催日時 | 2024年7月22日 12-17時 |
場所 | BOOK CAFE TERMINAL (吉祥寺駅徒歩6分) |
入場料 | 無料 |
出店ブース | 11組 |
出店料 | 2,000円 |
主催 | BOOK CULTURE CLUB |
BOOK CAFE TERMINALの場所ものせておきます。駅から歩いてまっすぐなので、わかりやすい場所にあります。
ブックターミナルマーケットは、ZINEフェスと同じBOOK CULTURE CLUBが主催されています。
他のテーマでも月4回ほど開催しており、7月のテーマはこんな感じでした。
日時 | イベント名 |
7/6 | コピー機ZINE市 |
7/7 | 短歌・俳句・自由詩ZINE市 |
7/13 | ノンフィクションの古本市 |
7/14 | ZINE GIN JIN Market |
7/20 | 食と旅ZINE市 |
7/21 | 日記・エッセイZINE市 |
8・9月のブックターミナルマーケットはお休みで、10月からまた再開予定のようです。
ブックターミナルマーケット「日記・エッセイZINE市」当日の様子
当日の様子を写真付きで紹介します。
※ブースの写真は許可をいただいて掲載しています。
秘密基地のような雰囲気
建物はこんな感じ。大きな通りから少し奥まった場所にあります。
準備する前の会場内。なぜか跳び箱やコロコロコミックが置いてあり、秘密基地みたいな雰囲気でワクワクしました。
開始後は、会場の前に看板が立てられます。
規模が小さく、アットホーム
12時開始ですが、出店者は11時に集合。この日は11組の出店者が集まりました。冒頭に簡単な自己紹介をして、ブースの設営準備にとりかかります。初参加の方も多かった印象です。
ZINEのイベントに出店したいけど、大規模なイベントは不安…という方は、まずブックターミナルマーケットに出店してみてもいいかも!
場所は当日、くじ引きで決定。1人につき長机半分くらいのスペースが割り当てられます。机の大きさはまちまちでしたが、文学フリマとそこまで変わらないように感じました。私のブースは体感80cm×60cmくらいです。
出店ブースが少ないこともあり、出店者同士の交流が活発でした。出店者同士で作品を購入しているところも多く見かけました。
私も他のブースを見せていただきました。普段は出店しているとつい自分のブースにかかりきりになってしまい、他のブースを見る機会がありません。規模が小さいからこそのメリットも感じました。
テーマ別でも幅広いZINEが見られる
今回は日記・エッセイがテーマだったので、当日までは文章がメインのZINEばかりが集まると予想していました。
しかし実際に行ってみると、文章だけでなく絵日記風のイラストやマンガも販売されています。ZINEの持つ自由度の高さを実感したイベントでした。
こちらはイラストレーター・河原奈苗さんのブース。リソグラフやポストカード、絵日記ZINEを売っていました。
ポップで可愛い作品が並びます。
右下の絵日記ZINE『LITTERA PAPER』シリーズは、毎回印刷や綴じ方を変えて作っているそうです!
お隣の鈴木竣介さんは、日記『純粋なまなざし』とグラフィックを販売されています。
『純粋なまなざし』日記から抜粋したフレーズを端的に書いている作品でした。A6より短辺が短い、ちょっと変わった縦長のZINE。
表紙の絵は日本画家の方が描かれたそうです。絵の静かで温かい雰囲気と、日記のシンプルで優しい文章がよく合っていると感じました。
壁のポスターも素敵でした。
ブックターミナルマーケット、出店の流れ
ここから先は出店者向けの情報を紹介します。
ブックターミナルマーケットに出店するときの流れを申し込み~当日まで書いてみました。
- 申し込み
- オープンチャット参加
- 当日(1時間前集合)
申し込み
BOOK TERMINAL MARKETのnoteから、それぞれの決済ページまで飛べます。定員が少ないので、気になるイベントは早めに申し込みましょう。
ブックターミナルマーケットのイベント出展は1ヶ月に1回までなので、注意してください。
オープンチャット参加
申し込み、決済してからメールが来るので、添付されているリンクからLINEのオープンチャットに参加します。オープンチャットは月ごとにトークルームがあり、他の日程に出店される方も参加しています。
質問や当日の連絡はこちらのオープンチャットで行います。
自分が疑問に思った点は、他の方も気になるはずです。ZINEフェスやブックターミナルマーケットでは主催者、参加者がフラットな雰囲気があるので、気軽に質問できます。気になった点は遠慮せず聞いてみましょう!
当日(1時間前集合)
当日は1時間前に集合します。出店者同士の自己紹介や、簡単な説明を受けてブースの設営に入ります。
席はくじ引きで決まります。2ブースが隣接しており、他の机とは間があるのでスペースはゆったりめ。
ZINEフェスでは30分の手伝いがありますが、ブックターミナルマーケットでは手伝いはありません。
ブックターミナルマーケットの出店をおすすめする人
ブックターミナルマーケットの出店は、こんな人におすすめです。
- 出店者とゆっくり話してみたい
- ZINEを売りたいけど、規模が大きいイベントは不安
- 多く売るより、人との交流を大事にしたい
私は色々なイベントにも出店しますが、今までのイベントで一番ゆっくり話せました!
人通りが落ち着いている時間は他の作品をじっくり見たり、出店者同士でお話ししたりしていました。
逆にたくさん売りたい人、規模の大きいイベントに参加したい人は文学フリマやZINEフェスの方がおすすめです。
まとめ
今回はブックターミナルマーケットのイベント「日記・エッセイZINE市」についてイベントレポートを紹介しました。
7月のイベントは「日記・エッセイZINE市」が最後。8・9月は暑いのでお休みですが、10月から再開するようです。
このブログでは、他のイベントレポやZINEの作り方も紹介しています。
良かったら他の記事も参考にしてください!